研究用動物の提供

日本動物学会の
研究用動物提供プロジェクトに基づいて下記の動物を提供いたします。
連絡は E-mail: shigask
sci.osaka-cu.ac.jpまでお願い
します。
ルリキンバエ Protophormia terraenovae (Robineau-Desvoidy)
節足動物昆虫綱ハエ目Diptera、クロバエ科Calliphoridae
ルリキンバエは、ヨーロッパでは多くの研究者が生理学の材料として用いています。最近の分子生物学・発生生物学の進歩には、キイロショウジョウバエが大
きく貢献してきましたが、ある程度からだの大きさの必要な実験はショウジョウバエでは困難です。ルリキンバエはからだが大きく丈夫で、神経系に微細な手術
を施したり、特定の器官を大量に集めて物質を抽出する際にも、利点があると思われます。我が国では、北海道などの冷涼な地域にのみ生息しており、継続的に
飼育しているのは、おそらく私たちの研究室のみと思われます。
1年を通じて提供可能で、移送に適当な発育ステージである蛹を200程度供給できますが、2週間以上前にご連絡ください。なお、飼育はきわめて容 易で、通常幼虫にはウシの肝臓を与えますが、最近私たちは人工飼料を開発しました(Tachibana & Numata, 2001)。成虫にはショ糖と水を与え、卵が必要な時だけウシの肝臓を与えます。ただし、幼虫の飼育容器から は不快な臭気が発生します。
なお、私たちがルリキンバエで発表した論文についてはこのホームページの業績の 項をご参照ください。