ご挨拶

酵母研究会会長  高木 博史
(奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科)
平成27年4月

  この4月から阪井 康能先生(京都大学)の後任として、本研究会会長を拝命しました奈良先端科学技術大学院大学の高木 博史です。

  酵母研究会は、規約にも記載されているように「酵母の研究と活用について、研究者間ならびに基礎と応用の研究分野交流と協力関係の促進」を目的に、今から42年前(昭和48年)に設立された研究会です。

  日本の酵母研究は国際的に見ても、高等生物のモデルとして生命科学の進歩、また酵母機能を活用した発酵産業の発展にそれぞれ大きく貢献してきました。現在、国内で酵母研究に関する研究会組織は複数あり、それぞれユニークな活動が行なわれていますが、本研究会は関西地区の酵母研究者および酵母関連企業を中心に、基礎と応用のバランスを意識した発表や参加者が多いことを特徴としています。

  今後は本研究会の良き伝統である「自由な雰囲気」を踏襲した上で、これまで以上に、基礎から応用まで幅広い分野の、かつ異分野・融合領域を含む多様な酵母研究者が集い、最新の研究・技術動向の把握と情報交換、および学術交流・産学官連携を活発に行なえる場を広く提供することで、学生を含めた若い研究者が気軽に、また企業の方が目的を持って参加できる有意義な研究会を目指したいと考えています。

  さらに、本研究会では来年9月に淡路島で開催される酵母国際学会(International Congress on Yeasts)への関わり方を検討するとともに、平成30年の酵母合同シンポジウム(場所未定)を主体となって開催するなど、本研究会のアクティビティーを国内外に積極的に発信していく予定です。

  微力ではありますが、幹事・運営委員をはじめ、会員の皆様方のご支援とご協力をいただきながら、酵母研究会のさらなる発展に繋げていきたいと思っています。どうか宜しくお願い申し上げます。