第20回酵母合同シンポジウム開催のご案内

我が国の酵母関連団体が主催あるいは共催をして、酵母に関連する広い分野の進展を俯瞰し、 最新の知見について紹介する「酵母合同シンポジウム」が30年の長きにわたり、2年に一度開催されて参りました。 前回は、2010年6月に東京で開催され、今回は、平成24年(2012年)9月6日・7日両日に別紙の通り、 第20回の酵母合同シンポジウムを京都で開催する運びとなりました。

本シンポジウムの特徴は、産官学の酵母研究者がごく自然に集まれる貴重な場であると考え、 運営方針も含めて、いくつかの新しい試みにチャレンジすることとしました。

今回は、全国的な酵母研究会で、若手会員数が最も多い、酵母遺伝学フォーラムとの連続開催にし、 「伝統から未来に伝える酵母研究とその仲間たち」というテーマのもと、 基礎から応用に渡る幅広いご研究の紹介、産官学分野、世代を超えた分野間の交流を提案したいと思います。 そのため、先端的な研究紹介はもちろんのこと、様々なお立場、世代の先生方から、経験談を交えながら、 後進へのメッセージをお伝え頂き、若い研究者には、今後のキャリアパスを考える機会にして頂くことができればと考え、 キャリアパスのセッションも設けました。

参加者の皆様にご満足頂き、我が国、ひいては世界の酵母研究に、 また研究教育にも強いインパクトを与える意義深いシンポジウムになるものと確信致しておりますので、 皆様におかれましては、どうか、学生・若手研究者の皆さんをお誘い頂き、ふるってご参加くださいますよう、ご案内を申し上げる次第です。

平成24年 5月 吉日

第20回酵母合同シンポジウム実行委員会 実行委員長
 阪井康能(京都大学大学院農学研究科)