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先輩からのメッセージ

 卒業生の皆さんからの投稿を歓迎します.
 興味のある方は,学科主任あるいは在学時に指導を受けた先生までご連絡ください.

後期博士課程修了

笠井大司Taishi Kasai

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(2015年度後期博士課程修了)

私が思う大阪市立大学

 私は2年間の博士研究員を経て,現在は大学教員として大腸菌などの微生物に関する研究を行っています。大阪市立大学理学部には良い点がいくつかあると思います。まず、学部生時代から幅広い選択肢の中から自分が興味を持てる研究を探すことができることです。それぞれの研究室はミクロからマクロまで様々なアプローチで動物、植物、細菌など多様性に富んだ対象をターゲットにしています。それらの幅広い情報に触れることで自分の知見を広げることが可能です。次に挙げられる良い点は指導が行き届きやすいということです。研究室に配属される学生の数が比較的少数であるため、先生方の目が届きやすいです。また、学生側からも先生がどのように日々研究をしているのか観察することができます。最後の良い点は大阪市内の大学であることです。駅が近く、交通の便がよいのでバイトや遊びなど研究以外の生活も充実させることができます。研究が行き詰った時でもすぐにリフレッシュでき、無理なく研究を続けることが可能です。このような良い環境で研究を楽しんで、実りある豊かな学生生活を送ってください (2018年掲載)

田中宏和Hirokazu Tanaka

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(2014年度後期博士課程修了)

フィールドでありのままの生物を研究しました

 私は野外調査を主軸とした研究をするために、前期博士課程から市大に入学しました。研究テーマはカワスズメ科魚類(シクリッド)の社会構造の解明で、博士前期/後期で計15ヶ月をアフリカのタンガニイカ湖で過ごし、ダイビングによる水中での長期調査を行ないました。野外で長期調査ができる大学は、日本では多くなく、国外で研究することで、研究以外にも非常に多くのことを学びました。また市大はがっつりとした野外調査ができるだけでなく、分子実験なども可能で、様々な角度から自由に研究テーマに取り組むことができました。現在はこれらの経験を活かし、ベルン大学(スイス)でポスドクとして魚類の社会進化の研究を行なっています。(2018年掲載)

和田清二Saiji Wada

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(2012年度後期博士課程修了)

「考える」ことを仕事に

 私は学部生の四年間、大学院生の五年間を大阪市立大学の理学研究科で生物学を学びました。博士号取得後は、他大学で博士研究員として研究に従事しました。その後、縁あって大阪市立大学理学研究科の特任の教員として、研究、教育に従事しています。主にモデル動物のゼブラフィッシュを使って、動物と光の関わりを研究テーマに、日々、考えることを仕事にしています。研究生活は本年度で11年目となりましたが、今でも、研究を進めるためのアイデアを得ることや、研究の結果、新しいことを発見することが、研究を続けていくための大きなモチベーションとなっています。(2018年掲載)

平山大輔Daisuke Hirayama

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(2004年度後期博士課程修了)

市大で発見の醍醐味を

 学部入学から博士号の取得まで市大で学び、現在は、三重大学で准教授をしています。専門は生態学です。森の中で個々の樹木(特に高木)がどのような生態をもち、他の生物や環境とどのように関わりながら生きているのかについて研究してきました。高木は、多様な動植物のすみかとなる森を構成する主要な生物ですが、サイズが大きく寿命が長いため調べるのが困難で、そのためどのような理屈で生きているのかよく分かっていないことが多いのです。時間と労力のかかる野外調査は空振りに終わることも多く、悶々とした気分を抱えて過ごすこともありますが、面白い事実が明らかになったときや、論文が受理され出版されたときの嬉しさは、何物にも代えがたいです。市大には、研究者としてそれぞれのアプローチで未解明の生命現象に取り組む多くの教員がいます。みなさんにも市大で学び、研究の醍醐味を味わってもらえたらと思います。 (2018年掲載)

村田和加惠Wakae Murata

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(2014年度後期博士課程修了)

生物学って面白い

 学部から博士まで大阪市立大学で学び、酵母の形態異常の機構解明の研究を行ってきました。現在は高専の教員として働いてきます。在学中は、研究において所属研究室の先生に限らず、他の研究室の先生にも熱心に指導していただき、とても良い環境下で研究ができました。また、市大では分子生物学から行動生態学といった、ミクロからマクロまで幅広い分野について学ぶことができたので、これらの学んだ事を生かして、職場で学生に科学や研究の楽しさを伝えていきたいと考えています。 (2018年掲載)

油谷雅広 Masahiro Yutani

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(2011年度後期博士課程修了)

いろんな視点から“いきもの”の不思議に迫ることができます

 学部・修士・博士と大阪市立大学で学び、細菌や真菌(カビ)に関する研究に従事しました。現在は医学細菌学分野で、ヒトの腸内細菌叢が病原性細菌を排除する仕組みを研究しています。本学生物学科では分子から細胞・個体・生態系まで幅広く学ぶことができます。私の場合、自身の専門は微生物学ですが、例えば生態学の講義で学んだことが研究アイデアに結びつくことがあります。研究・学問の細分化が進む昨今において、本学科で培った『ミクロからマクロまで多段階に「いきもの」を捉える力』は、オリジナルな研究を進めるための強力な武器となっています。 (2018年掲載)

呉 恒寧Heng Ning WU

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(2011年度後期博士課程修了)

私の夢の第一歩を叶えました

 科学者になることが私の夢でした。私は日本に来て大阪市立大学理学部を選び、博士学位を取得することで夢の第一歩を叶えました。この大学を選んで良かったと思っています。研究室には家族の様な雰囲気があり、先生は私の研究を熱心に指導するだけでなく、生活にも気を配ってくれました。先生からいただいた一言は私の心に永遠に刻みつけられ,生涯忘れられないものとなりました。それは、「論文のデータが人類の永遠の財産となることをよく考えて発表しないといけない」ということです。現在は、私は夢を叶えるために大阪母子医療センタ-でポスドクとして頑張っています。

实现了我的梦想的第一步

成为一名科学家是我的梦想。于是,我来到了日本,并选择了在大阪市立大学理学部学习,在这里拿到了博士学位,实现了我的梦想的第一步。我很庆幸当初选择了这所大学。学校的老师不但在学习方面给予我热心的指导,而且在生活方面也给予我很大的帮助。研究室就像一个和睦的大家庭。在我学习期间,老师的一句话让我牢记在心。他说论文的数据是人类的共同财产,在发表之前要仔细检查。我现在在大阪母子医疗中心做博士后,为实现自己的梦想而继续努力着。 (2017年掲載)

浜口 祐Tasuku Hamaguchi

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(2009年度後期博士課程修了)

タンパク質の“形”が研究対象です

 私は学部入学から大学院への進学、博士号取得、さらにその後は教員として大阪市立大学で計16年間楽しく勉強・研究を行わせてもらいました。大阪市立大学ではキノコやバクテリアといった、いわゆる微生物が産生するタンパク質についての“形と機能”に焦点をあて、研究を行ってきました。大阪市立大学では教員と学生の距離が近く、今自分が持っている「なぜ?」を追求する環境が整っていると思います。私も研究室内外問わず多くの先生方からご指導いただき、幅広い知識、俯瞰的な見方、そして応用力を身につけられたと思います。現在は大阪市立大学で学んだことを昇華させるため、理化学研究所SPring-8でタンパク質が持つ「なぜ?」を追求しています。 (2017年掲載)

中根大介Daisuke Nakane

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(2009年度後期博士課程修了)

最先端の研究、毎日が発見の連続です

 私は、学部生から博士号を取得するまで、ずっと市大に在籍していました。現在は、学習院大学理学部物理学科の助教として、研究と教育に没頭する日々を送っています。市大の生物学科は、分子から地球レベルまで幅広い分野の研究室があることが魅力の1つです。在学時には、それぞれの最先端の研究に触れることができ、それが今の私の財産になっています。在学中の成果が、国際的な科学誌や新聞に取り上げられることもありました。自分自身の研究から、新しい発見が生まれた瞬間は、今でも鮮明に覚えています。 (2017年掲載)

関澤彩眞Ayami Sekizawa

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(2013年度後期博士課程修了)

自由な環境のなか研究の楽しさを学びました

 私は、前期博士課程から市大に入学しました。学生時代はウミウシという巻貝の仲間の繫殖行動を研究するために、沖縄で潜ってウミウシを採集して行動観察を行い、市大の研究室では組織学的観察や遺伝子マーカーを利用した実験を行いました。市大では、研究分野や研究室が違っても「良い研究を行いたい」という同じ目的のもと、どの先生方も熱心に指導をしてくださいました。自分の専門分野だけでは解決できない問題でも他の研究室の先生方が快く相談に乗ってくださり、良い環境のなかで研究の楽しさを学びました。現在はこの経験をいかし、東北大学大学院農学研究科の特任助教として二枚貝の繫殖メカニズムの研究をしています。 (2017年掲載)

宇高寛子Hiroko Udaka

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(2008年度後期博士課程修了)

大学の教員として研究・教育に取り組んでいます

 私は4年生の時に始めた外来種のナメクジが日本の気候にどのように適応しているか、という研究を大学院まで続け、博士号を取得しました。市大でのテーマと経験を基に、カナダの大学では昆虫を対象に新しいテーマに取り組みました。現在は京都の大学で教員をしています。生物学科での多様な分野の授業を受け、セミナーで幅広い知識・技術に触れたことはもちろん、異なる分野を研究していた同級生達と生物学や研究について話した日々は、研究・教育に関わる今の自分の大きな支えです。 (2017年掲載)

富田直樹Naoki Tomita

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(2008年度後期博士課程修了)

研究員として日々野生動物の不思議に触れています

 私は後期博士課程から市大に入りました。鳥類の母性効果を検証するため、海鳥を研究対象として北海道や青森県の離島にある繁殖地に長期間滞在し、フィールド調査を行いました。さらに、ホルモン分析など生理学的な手法も取り入れ研究を進めていたため、様々な分野の研究室がある生物学科は大変魅力的で、研究者として生きていく術を学ぶことができました。これらの経験と技術を生かし、現在は鳥類研究の専門機関である山階鳥類研究所の研究員として、全国の海鳥調査地を渡り歩き、日々野生動物の不思議に触れています。 (2015年掲載)

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前期博士課程修了

冨山敬史Takashi Tomiyama

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(2015年度前期博士課程修了)

有意義な研究生活を送ることができました

 市大生物学科の特徴は、生態学から遺伝子工学に至るまで、幅広く生物学を学ぶことができる点です。また、学部4年生からは研究室に配属され、自分だけのテーマを持って研究活動を行うことができます。私は、修士号取得までの3年間、「納豆菌はどのような仕組みでネバネバ(γ-ポリグルタミン酸)を作るのか?」というテーマについて研究を行っていました。研究生活は、特許出願や他大学との共同研究を経験させていただき、非常に有意義なものでした。現在は中高の教員として理科を教えていますが、在学中に学んだ幅広い知識と研究経験は授業を行う際に、存分に活かされていると感じています。 (2018年掲載)

赤木祥紘Yoshihiro Akagi

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(2016年度前期博士課程修了)

市大での研究が今の仕事に繋がっています

 私は学部入学から修士課程修了までの6年間を大阪市大で学び、昆虫の遺伝子発現について研究していました。研究では様々な問題に直面することがありましたが、その度に問題の原因を論理的に考え、改善・解決する力を養うことができました。熱心に指導してくださる先生方がいらっしゃること、大学院に進学しじっくりと研究に取り組むことができる環境があることは、大阪市立大学理学部の魅力の一つだと思います。現在、私はプラスチック製品の研究開発職に就いています。新製品の開発では、改善点を洗い出し品質を向上させていく必要があります。その工程において、研究を通して培った思考力・発想力は非常に役に立っています。 (2018年掲載)

原田惠理Eri Haradaa

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(2014年度前期博士課程修了)

市大での研究が今の仕事に繋がっています

 現在、私は日用品メーカーで殺虫剤の研究開発を行っています。学生時代は昆虫のストレス耐性に関する研究を行っていました。はじめは昆虫に特に興味があった訳ではありませんでしたが、市大で研究を行う内に昆虫に対する興味が深まり今では昆虫こそが私の仕事の中心になっています。それ程昆虫に対する興味が深まったのも、市大での研究生活で物事を探求することの面白さを知ったからです。市大には、自分の興味があることを突き詰められる環境とそれを支えてくださる先生方がいらっしゃいます。市大での研究生活があったからこそ、今の仕事があるのだと日々実感しています。 (2018年掲載)

西村仁志Hitoshi Nishimura

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(2014年度前期博士課程修了)

社会人として生き抜いていける力が身につきました

 私が市大の研究を通じて学んだことは、枠にとらわれない発想をもつこと、論理的に答えを導き出すこと、そして、それを人に伝えることでした。現在は化粧品会社で開発に携わっています。開発業務では、新しいものを生み出すために、発想や思考が問われます。また、思いの外、人に物事を説明する機会も多くあります。社会人になり、問題を解決し、誰かと共有する、という流れはどんな仕事でも共通で、配分が違うだけだと感じました。市大で学んだ発想力、思考力、伝達力は社会人として強く生きていける力だと感じています。 (2018年掲載)

清水悠太Yuta Shimizu

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(2015年度前期博士課程修了)

昆虫が季節に適応するメカニズムを研究していました

 私が取り組んだ研究は、昆虫の季節適応です。昆虫は変温動物であるため、冬を越すために「休眠」という特殊な生理状態になります。この生理状態になるために、昆虫の体内でどのような変化が起こっているのかということを調べていました。そんな私は現在、医療機器メーカーで働いており、医療機器の生体作用機序解明に取り組んでいます。医療機器がどのように生体に作用して処置性能を発揮しているのかなどを生物学的に評価しています。大学で取り組んできた研究内容と現在の仕事内容は異なっていますが、研究を通して培ってきた論理的な思考力は仕事のどんな場面においても役立っています。市大には多種多様な研究分野があり、幅広く生物学を学べたため、非常に有意義な大学生活でした。 (2018年掲載)

乾 寛Hiroshi Inui

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(2015年度前期博士課程修了)

研究活動を通して自分を鍛えることができました

 学部4年間は分子生物学から行動生態学に至る、幅広い分野の生物学について学ぶことがきました。その中でも、私は特に分子生物学について興味を持ち、修士2年間では本分野における研究、具体的には「動物が光を受容することに関わるタンパク質の機能解析」に取り組みました。研究活動においては、まだ誰も知らない結果を得ることができるといった楽しい側面だけでなく、問題に直面した時どのように解決して行くか、得られた結果をいかに上手く相手に伝えるか等についても学ぶことができました。現在私は一般企業で農薬の研究開発(新規化合物の殺虫活性評価)に携わっています。大学時代の研究がそのまま直結する分野ではありませんが、上述の経験が仕事を行う上でも非常に大きな糧となっています。 (2018年掲載)

本多隼人Hayato Honda

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(2010年度前期博士課程修了)

市大で学んだからこそ今の自分があります

 私は修士課程卒業まで6年間市大理学部で学び,卒業後は高校の教師をしています。 私は高校で生物を学んでいなかったので生物学科入学後は不安でしたが,少人数のためすぐに仲良くなった同期の助けを借り,各研究室の専門的な講義を受けていくうちにますます生物学へ惹かれていきました。4回生からのタンパク質の機能解析に関する研究では,先生方の指導の下,さまざまな実験方法や研究そのものに対する考え方など多くのことを学びました。その経験は教師となった今でも大きな影響を与えています。市大理学部では専門知識はもちろん,各研究室から幅広い知識を身につけることができます。在学中に学んだ知識を活かして,理科の魅力を少しでも多くの高校生に伝えられればと思っています。 (2018年掲載)

北原 望Nozomi Kitahara

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(2009年度前期博士課程修了)

社会に貢献できる生物学の可能性を感じることができました

 お酒を含めた食品や創薬にも幅広く微生物は活躍しています。そんな微生物の世界はとても魅力的で、大学時代を通して楽しく学べました。生物学で社会に貢献したいと思い、大学院修了後は食品メーカー会社に勤めています。食品にはさまざまな微生物を用いた工程や、あるいは逆に微生物を抑制したりする工程があり学んだ知識が活かされていると感じます。 また、少人数制で先生や研究室の仲間との距離が近く、積極的な議論をする場が多いため論理的な思考力を身に付けられました。加えて、主体性を尊重する雰囲気があり新しいことにチャレンジする力も得られました。それらの力を最大限活用し、現在は海外向けの飲料の商品開発を担当しています。 (2018年掲載)

細川賢人Kento Hosokawa

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(2015年度前期博士課程修了)

フィールドから分子まで学べます

 大学では附属植物園で緑色の花をつけるサクラの花形態形成メカニズムについて研究してきました。フィールドワークから分子生物学的実験まで経験でき、また海外での研究の機会も頂き、研究者としてのスキルを磨いた充実した3年間でした。市大生物学科では熱心な先生方の下、自由でユニークな研究ができる風土・チャンスがあると思います。私は現在、化学品メーカーでヘルスケア研究に取り組んでおり、大学での研究分野とは異なりますが、在学中に身に付けた研究課題へのアプローチ・考え方が役立っていると感じています。 (2018年掲載)

清水 隆Tajashi Shimizu

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(1999年度前期博士課程修了)

少人数ならではの教育体制

 私は学部を卒業後、久留米大学助教を経て現在は山口大学で准教授をしています。市大理学部では教員の数に対して学生の数が非常に少なく、(敷地が狭いため)多くの教員が学生と部屋を共有しているため、学生と教員の距離がとても近く感じます。このような環境で、教員がどのような論文を読み、どのように研究テーマを設定し、どのように研究費を獲得し、どのような学会に参加し、どのように人脈を広げていくのかを教員のそばでつぶさに観察することができたことは、卒業後の研究人生において非常に役にたっています。皆さんも市大理学部で研究者としての第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。 (2018年掲載)

島田 緑Midori Shimada

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(1999年度前期博士課程修了)

やりたいことを見つけ、なりたい自分になる

 私は学部入学から修士課程卒業までの6年間を大阪市立大学理学部で学び、現在は山口大学共同獣医学部生化学の教授として研究室を主催しています。大学に入学した頃は、将来自分がやりたいことは漠然としていましたが、理学部の講義で分子生物学に興味を持ち、研究室に配属となった4年生の頃から研究に没頭する毎日でした。大阪市立大学で学んだ生命科学への探究心が、今の私の研究の原動力となっています。大学・大学院を卒業後に様々な壁にぶつかった時には、大阪市立大学の先生、友人が親身になって相談にのってくれて、本当に励みになりました。その人脈や友人は今でも大切な宝物です。大阪市立大学でやりたいことに出会え、そして支えてくれた方々のおかげで、好きな研究を続けることができ、心から感謝しています。学生の皆さんも、大学時代により多くの宝物を見つけてほしいなと思います。 (2018年掲載)

山﨑百合子Yuriko Yamasaki

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(2013年度前期博士課程修了)

市大での研究生活が今の研究活動の支えになっています

 私は、酵母の発酵によって食品や医薬品素材を製造する会社で働いています。現在は生産性向上を目指し、大学と共同研究を行いながら生産主である酵母の研究に携わっています。市大では酵母の胞子形成の分子メカニズムについて研究していました。酵母を扱うという点で仕事に直結する部分もありますが、それ以上に熱心な先生方や面倒見の良い先輩方に恵まれ、学会発表の機会もたくさん頂き、良い刺激を受けながら研究生活を送れたことが、今の支えになっていると感じています。 (2017年掲載)

川北祥人Yoshito Kawakita

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(2013年度前期博士課程修了)

研究を通じて貴重な経験ができた

 私は、食品会社に勤めており、香りを評価する技術の開発を担当しております。市大生のときには、ユニークな運動メカニズムを持つ病原性細菌の研究を行っていました。毎日のように楽しく実験をし、ときには研究成果を学会や論文で発表する機会もいただけました。中でも学術論文を発表するプロセスは、全く新しいものを世の中に送り出すということで、おもしろくもあり、とても責任のあるものでした。そのような感覚を学べたことは、安全な食品を設計するという現在の仕事でも通じるところがあり、自分の財産となっています。 (2017年掲載)

矢部 優Masaru Yabe

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(2014年度前期博士課程修了)

様々な分野の共同研究をしました

 私は現在、製薬メーカーで診断薬の研究開発に携わっています。診断薬の業界では生物学だけではなく、化学や工学など異分野の知識も必要となり、時にはそれらの専門家と共に業務を進めていきます。在学時は、感染性微生物の研究に携わっており、研究室の枠にとらわれず様々な分野の共同研究者と研究を推し進めてきました。大阪市立大学では自分が望めば一つの学問にとらわれず幅広い知見を身に着けるチャンスがあり、そこから沢山の交流が生まれます。大学時代に培った知識や経験は社会に出てからも役立っています。 (2017年掲載)

西川実志Miyuki Nishikawa

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(2014年度前期博士課程修了)

実験データについて熱く語り合いました

 大学ではバクテリアの運動に関わる構造の解析をしていました。現在、新薬を世に出すため、臨床開発モニターとして治験関連業務に携わっています。治験には研究的側面もあり、被験者から得られたデータについて医師と議論することがあります。論理的に考えることが求められますが、先生を含め研究室の人たちと実験データについて熱く語り合った経験が今でも役立っています。大学の研究とは異なる仕事をしていますが、研究室で培ったスキルを活かして日々業務に取り組んでいます。 (2017年掲載)

松尾里紗Lisa Matsuo

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(2010年度前期博士課程修了)

何ものにも代えがたい時間を過ごしました

 肺炎菌のタンパク質の機能や構造を明らかにする研究に文字通り没頭しました。大変な時もありましたが、研究の手法や知識だけでなく、国際学会での発表経験、課題のアプローチの仕方など、卒業してからも生きる、多くの力を得ました。少人数制で友達や先生との距離も近く、何でも話し合え、挑戦できる雰囲気があることも本学の魅力だと思います。 卒業後5年半、食品メーカーで商品開発や研究を行いましたが、現在はこれまでの経験を活かし、臨床研究を医療に貢献できるような医師を目指して2回目の大学生活を謳歌しています。 (2017年掲載)

アダン-久保純Jun Adan-Kubo

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(2006年度前期博士課程修了)

幅広い知識と研究に対する姿勢を学びました

 血液製剤を扱う製薬会社に就職して11年が経ち、これまでに研究所にある蛋白精製、蛋白薬理、そして感染性病原体を扱う3つの部署全てを経験してきました。現在は創薬研究の場で世界的に見ても最先端の研究に取り組んでおります。このように研究の世界でマルチに活躍できるのも、本学理学研究科での学びが幅広い研究に対応できるメンタル、スタンス、スキルを養うものだったからだと振り返っています。 (2017年掲載)

吉井周平Shuhei Yoshii

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(2007年度前期博士課程修了)

物事を論理的に考える基礎が身に付きました

 私は食品メーカーでアミノ酸の単離精製技術を開発しています。現在はブラジルの現地法人に出向し、工場へ新技術を導入する業務に携わっています。大学ではバクテリアの運動機構を新たな手法で解明する研究をしていました。研究室には新しいことに取り組む自由な雰囲気があり、自分で考えて面白いと思ったことはとことん突き詰められる環境がありました。学生時代の研究の中で論理的な思考力を身につけられたことが、社会人となった今も非常に役立っています。 (2016年掲載)

山本美貴Miki Yamamoto

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(2013年度前期博士課程修了)

市大で養った思考力が私の財産です

 私は食品メーカーで業務用冷凍食品の開発や生産、販売などを調整し、全体をまとめる仕事をしています。大学ではハエの体内時計に関する研究に取り組み、時には昼夜を問わず実験に没頭していました。市大には熱心に指導してくださる先生方がいらっしゃり、伸び伸びと研究に打ち込める環境が整っています。学生時代の研究内容は今の仕事に直接関係するものではありませんが、どのような仕事に就いても通用する思考力を養うことができ、大きな財産になっています。 (2015年掲載)

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学部卒業生

川頭勇太Yuta Kawagashira

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(2016年度学部卒業)

市大での経験は私にとって大切な財産です

 私は 現在は各種製造工場向けの化学薬品メーカーで製品開発に携わっています。市大では昆虫のもつ体内時計に関する研究を行なっていました。大学時代の専攻分野とは異なる仕事をしていますが、大学での研究で培ったモノの見方や考え方は仕事面でも普段の生活面でも私にとって大切な経験になっていると感じています。また、市大では親しみやすく熱心に指導してくださる先生方がいらっしゃって、共に 楽しく研究に励める仲間、趣味を共有し楽しめるサークル仲間がたくさんいました。 大学時代の人とのつながりも、私にとって本当に大切な財産です。(2018年掲載)

児島庸介Yosuke Kojima

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(2008年度学部卒業)

ユニークな研究と仲間に出会えました

 私は学部を市大で学び、卒業研究ではシクリッドという魚が安定した夫婦関係を維持するしくみを調べました。大学院からは京都大学に移り、ヘビの採餌行動やアリとヘビの共生などをテーマに国内外のフィールドで調査を行っています。市大では各分野の先生・先輩の独創的な研究に数多く接することができ、柔軟に考えることやユニークであることの重要性を学びました。「おもろい研究をしよう」ということです。このことはポスドクとなった今でも自分にとっての指針になっています。また、研究室や学年を超えて皆とても仲が良く、尊敬できる先生や仲間に出会うことができました。市大で研究をスタートできて本当に良かったと思っています。(2018年掲載)

陸門麻衣Mai Mutsukado

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(2008年度学部卒業)

考えること、工夫することの大切さを学びました

 私は現在、動物を扱うテーマパークでの仕事に就いています。幼い頃からずっと動物や自然が大好きで市大の理学部生物学科へ進学したのですが、ミクロの世界からマクロの世界まで幅広く生物について学ぶことができ、様々な視点から物事を考えアプローチする力が身に付いたと感じています。4回生からは微生物を専門に学びましたが、目には見えない世界で起こることが不思議で興味深くて…新しい発見がいくつもあり、楽しみながら研究に取組むことができました。4年間で学んだことすべてが私の大切な経験・財産になり、“今”につながっています!(2018年掲載)

佐藤宏樹Hiroki Satoh

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(2004年度学部卒業)

市大で培われた礎を活かし、熱帯林で研究しています

 市大生物学科の学部卒業研究で、タンポポの雑種形成や種子散布について学びました。大学院からは京都大学に移り、現在に至るまでマダガスカルの熱帯林に生息するキツネザルの生態、とくに彼らが担う種子散布や森林更新の機能を研究しています。市大で植物生態学を学ばなければ、このテーマに挑むことはなかったと思います。また、私が所属するマダガスカル調査隊は両性爬虫類、鳥類、哺乳類、植物を対象とした生態学研究を展開していますが、もともとは1980年代に鳥類学研究のために市大の先生によって結成されたのが始まりでした。市大にルーツをもつ研究活動を今後も発展させるべく、私は教員として日本人やマダガスカル人の後進育成に携わりながら熱帯林でのフィールドワークを続けていきます。(2018年掲載)

谷山雅美Masami Taniyama

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(2012年度学部卒業、 同年前期博士課程入学)

先生や先輩の熱心な指導で充実した日々です

 私は現在「魚が相手の顔を見て個体識別できるのか」というテーマで研究をしています。学会発表では、様々な大学の先生や学生の方々が私の研究内容に興味を持ってくださり、活発な議論ができました。非常に有意義な時間が過ごせ、この学科で勉強してきてよかったと思いました。また、先生や先輩方が熱心に指導してくださるので、毎日学ぶことが多く充実した日々を送っています。 (2014年掲載)

中村精介Seisuke Nakamura

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(2011年度学部卒業)

専門的知識が仕事での自信につながってます

 私は中学校の教師をやっています。大学では生物を中心に幅広く理科に関することを学びました。中学校ではその知識を直接使うことはありませんが、専門的な知識を持っていることで自信を持って授業をおこなっています。また、大学時代に研究していたことや友達と議論したことなどは、生徒に話すことによって、理科に対する興味・関心を引き出すことにつながっています。今、私は大学で学んだことを生かし、楽しい日々を過ごせています。 (2014年掲載)

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在校生

山口絵梨奈Erina Yamaguchi

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(2017年度学部入学)

ますます生物のことが好きになる!

 生物学科は1学年の人数が少なく、講義や実習で顔を合わせる機会が多いので、みんなとても仲が良いです。先生方も気さくでどんなに些細な疑問でも一つ一つ丁寧に答えてくださいます。もちろん先生方に頼るだけでなく、仲の良さを生かして学生同士で疑問点について話し合ったり教え合ったりということもしばしばです。お互いに刺激し合うことで楽しく勉学に励むことができています。また、同じ生物学科でも様々な分野に興味を持つ人たちが集まっているため、みんなと話しているだけで自分の知らなかった生物の知識をたくさん得ることができるのもこの学科の魅力の一つです。 (2018年掲載)

佐藤宏樹Hiroki Satoh

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(2015年度学部入学)

大学生を全力で楽しんでいます!

 生物学科は1学年の人数が高校の1クラス程度と少ないため学科内の仲がとても良く、部活でもよく「生物学科は仲良いよね」と言われます。そんな僕たちは、授業内容の予習や復習をみんなで一緒にしていて、楽しみながら日々生物に関する知識を蓄えています。しかし、いくら仲が良くても好きな生物種については別です。僕が好きなのは小さな生物で、中でもグリーンヒドラ(Hydra viridissima)が一番好きです。学科の友人にはそれぞれにお気に入りの生物がいるので、日頃から様々な生物について議論できるのも楽しみのひとつです。 (2016年掲載)

栗田あかねAkane Kurita

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(2012年度学部入学)

たくさんのやりたかったことを実現中!

 市大の生物学科の1学年の人数は、そんなに多くないので、学生同士はとても仲がいいです。また、担任の先生もいらっしゃるので、気軽に何でも相談できます。講義や実習も多く、たくさん学ぶことができ、楽しく意欲的な大学生活を過ごしています。さらに、学科の生物好きな仲間とサークル「生物部」を立ち上げ、透明骨格標本を作ったり、JAXAの宇宙実験プログラムを手伝ったり、大学でやりたかったことをどんどん実現していっています。

※「アジアの種子(SSAF)2013」宇宙実験は、アジア・太平洋地域の青少年のための人材育成プログラムです。 (2014年掲載)


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