生体系を凌ぐ機能性を持った巨大分子や超分子を『化学的に』創生することを目的として研究を行っています。特に、
1)人工分子認識システムの開発--金属イオン認識能を持つアームド・マ クロサイクル、アミノ酸の光学異性体を認識する希土類錯体
2)機能性超分子系の開発--ヘムタンパクの機能変換、キラリティー集積体の構築
など新しい可能性を持った分子システムの合成・開発が中心ですが、物理化学的な測定や計算機化学など幅広い方法論を取り入れています。 教育面では、しっかりとした合成能力を身につけることに重点を置き、時間を有効に使い集中して研究が行えるよう環境を整えています。