2009年8月7日更新

【2006年プログラム】


日時2006年8月4日(金),5日(土) 13:00-15:35
場所大阪市立大学 杉本キャンパス 全学共通教育棟 815教室

8月4日(金)
13:00-14:10

「分子がつくるミクロの世界」
佐藤 和信先生 (理学部化学科)

 人間の目では分からないミクロの世界には、結合様式の違いによって異なる構造と性質をもつ分子の世界が無限に広がっています。無限に広がる不思議な世界を眺めてみましょう。

14:25-15:35

「生命現象を担う天然有機化合物の世界」
森本 善樹先生 (理学部化学科)

 人間の想像力を絶する自然が創造した有機化合物の世界をみてみよう。そのおもしろい構造の多様性に皆さんは何を思うか?

8月5日(土)
13:00-14:10

「化学平衡から生命現象を眺めると」
築部 浩先生 (理学部化学科)

 生命活動に関わるさまざまな現象は、化学平衡の積み重ねで作り上げられています。教科書で学んだ化学平衡を使って、生命の神秘に迫ってみましょう。

14:25-15:35

「医薬品・食品の結晶化(晶析工学)のお話」
五十嵐 幸一先生 (工学部バイオ工学科)

 砂糖や食塩等は分子が規則正しく並んだものですが、工業的にはサイズや形状等を目的に合ったものに制御するために様々な、工夫がなされています。特に医薬品では薬の効き目にも影響を及ぼすため、晶析工程は非常に重要なプロセスです。