2013年5月 13日更新
【2013年のプログラム】
日時 | 2013年8月3日(土) 9:00-12:20 |
場所 | 大阪市立大学 杉本キャンパス 学術情報総合センター 10階 会議室
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講 義 |
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9:00-10:00
Aコース |
「分子を形で仲間分けしてみよう」
廣津 昌和 (理学部化学科 准教授)
分子の形は、分子の性質を理解するための重要な手掛かりです。高校の教科書には、水などの単純な分子から、もっと複雑な分子まで、いろいろな形の分子が
描かれています。分子式が同じでも構造が異なる異性体もあり、上手に整理したくなります。分子を形によって仲間分けする方法を学んで、頭をすっきりさせま
しょう。
高校化学との関連:化学結合, 物質の構造, 異性体
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10:10-11:10
Bコース |
「相転移と低温の世界」
吉野 治一 (理学部化学科 准教授)
通常の物質は1気圧で温度を下げていくと、気体→液体→固体のようにある温度で相転移を起こします。相転移の温度は圧力を変えたり、不純物を溶かしたり
すると変化します。相図はこれを整理したものです。この講義ではよく知られた水の相図や、液晶や超伝導体などの新物質の相図について解説します。
高校化学との関連:物質の三態, シャルルの法則, 溶液の凝固点
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11:20-12:20
Cコース |
「色素の謎を探ってみよう」
臼杵 克之助 (理学部化学科 准教授)
かつて、青いバラの花言葉は「かなわぬ望み」でした。交配では作りだすことができなかった青いバラが、遺伝子組み換え技術で誕生してからは、「奇跡」が
加わりました。では、なぜ青く色づいてみえるのでしょう?この講義では、物質と光の相互作用から、色素の謎を探っていきたいと思います。
高校化学との関連:化学結合, 芳香族化合物
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見学会 |
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12:30-12:50 |
学術情報総合センター見学会
当日、講義終了後に希望者を募集します。
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