2016年6月 8日更新

【2016年のプログラム】


日時2016年7月30日(土) 9:00-12:20
場所大阪市立大学 杉本キャンパス 
学術情報総合センター 10階 会議室

講 義
9:00-10:00

  Aコース

香りを感じて生き物たちの世界を化学の目で見つめよう!

 小嵜 正敏 (理学部化学科 教授)

 エジプトの女王クレオパトラはバラの香りを好んだといわれています。香りは古くから私たちのくらしと深くかかわっています。また、植物や昆虫は香りを巧みに使って生きています。実際に色々な香りを感じて、私たちのくらしや生き物たちの世界を化学の目でのぞきます。香りの分子を見つめて、自然の不思議を感じてみませんか。

高校化学との関連:脂肪族炭化水素・アルコールと関連化合物・芳香族炭化水素

10:10-11:10

  Bコース

相転移と-200℃の世界

 吉野 治一 (理学部化学科 准教授)

 通常の物質は1気圧で温度を下げていくと、気体→液体→固体のようにある温度で相転移を起こします。相転移の温度は圧力を変えたり、不純物を溶かしたりすると変化します。相図はこれを整理したものです。この講義ではよく知られた水の相図や、液晶や超伝導体などの新物質の相図について実験をしながら解説します。

高校化学との関連:物質の三態・シャルルの法則・溶液の凝固点

11:20-12:20

  Cコース

光と分子の織りなす世界 〜手のひらサイズの虹を見よう〜

 東海林 竜也 (理学部化学科 講師)

 私達の日常生活に光は欠かすことができません。空の青色、ホタルの光、蛍光灯、LEDなど…身近にある光は分子とどのように関わっているのでしょうか?講義の中では日用品を使って蛍光灯の分析にも挑戦します。講義内容:「光と分子」「簡易型分光器で光を分けてみよう」

高校化学との関連:化学変化とエネルギー

見学会
12:30-12:50

学術情報総合センター見学会

 当日、講義終了後に希望者を募集します。