たんぱく質の立体構造:おわりに


おわりに

今回、構造決定法としてX線結晶構造解析をとりあげましたが、他にもNMRや電子顕微鏡などがあります。さらに静止像だけでなく、ラウエ法や 光学顕微鏡、蛍光顕微鏡なのでたんぱく質の動きを見ることができたり、さまざまな技術が開発されています。

たんぱく質の構造がこれから数年のうちに膨大なる数が決定されることは間違いないでしょう。さらに、ゲノムレベルでの構造情報という立場から立体構造を決定するということで、これまでは手をつけられていなかった機能未知なたんぱく質も構造決定が行われ、今までわかっていた構造とは全くことなる折れたたみ方をした新規の構造もでてくるかもしれません。さらに、膨大なデータを研究、分析することによりアミノ酸配列から三次元の構造を予測し、そのたんぱく質が実際生体内でどのような役割を担っているかをシュミレーションしていくことも可能となっていくでしょう。


参考文献

  • Introduction to Protein Stucture , Newton Press, Carl Branden & John Tooze
  • 新世紀におけるたんぱく質科学の進展・共立出版・蛋白質・核酸・酵素 2001. 8月増刊



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