ただいま当談話会では講演を募集致しておりますので,ふるってご応募下さい.
連絡先:大阪市立大学理学部地球学教室 原口 強 haraguti@sci.osaka-cu.ac.jp
昨年の談話会の内容は以下の通りです.
日時:平成20年12月22日 13時30分〜15時30分
場所:理学部1階会議室、参加者18名
タイトル:微動アレー探査技術を用いた都市地盤構造調査の最先端
講師:松岡達郎(埼玉県環境科学国際センター、部長)
内容:
微動探査法は,道路交通などの人間活動や波浪などの自然現象に由来する微少な雑振動である微動を地表面でアレー観測し,微動に含まれる表面波の位相速度の分散を検出することにより,その分散を起こす地下構造を推定する方法である.微動探査法は制御震源ではなく,ノイズとされてきた微動を積極的に利用する技術である.その最大の利点は,地下のS波速度構造が逆解析で与えられることにあり,密集市街地でも容易に実施できる観測の簡便性にある.
講演では微動探査法の概要、首都圏での深部探査や埼玉県内での浅層探査などについて詳細に講演頂いた。
なお、講師の松岡氏は岡田氏(物理探査学会元会長)によると、「かつて微動探査法の位置づけは「精査法」に先立つ「概査法」であったが,松岡ほか(2000)および松岡・白石(2002)は,微動探査法を「概査法」の域を越え,反射法地震探査やVSPと同程度の精度を持ち,さらに詳細な地質構造解釈も可能な高精度3次元地下構造探査法へと発展させた。」とされており、現在の微動探査分野における最先端の研究者である。
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