生物地球系専攻の学位審査基準
修士論文の審査手続と審査基準(生物学分野)
- 審査手続
- 申請者は、指導教員(主査予定者)と協議の上、大学院運営委員長に要旨を提出して公聴会での発表を申し出る。
- 大学院運営委員長は学位論文公聴会を開催し、大学院運営委員会において論文審査に進めてよいかどうかを決定する。申請者は事務に学位申請手続きを行う。
- 主査及び副主査は論文審査を行う。
- 主査は事務に論文審査結果(の要旨)を提出する。
- 評価基準
- ・学位審査論文の内容に新規性があり、当該研究分野の発展に寄与することが期待できること。
- ・学位申請者が、研究内容を修士論文発表会において発表した上で、質疑に対する的確な応答能力を
有していると認められること。
博士論文の審査手続と審査基準(生物学分野)
- 審査手続
- 申請者は、授与予定日の4ヶ月前までに審査請求について指導教員(主査予定者)と協議し、主査予定者は資料(履歴書、仮綴じ学位論文、要旨、論文リスト、別刷り)を添えて大学院運営委員長に公聴会の開催を請求する。
- 大学院運営委員長は大学院運営委員会を開き、請求を認めるかどうか決定する。
- 大学院運営委員長は授与予定日の3ヶ月前までに学位論文公聴会を開催し、大学院運営委員会において論文審査に進めてよいかどうか決定する。
- 申請者は事務に学位申請手続きを行う。
- 主査及び副主査は論文審査を行う。
- 主査は事務に論文審査結果(の要旨)を提出する。
- 審査請求のための条件
-
主論文の研究分野で、審査制度のある国際学術雑誌に、主著の英文原著論文(full paper)が1編以上(課程博士)
あるいは2編以上(論文博士)が刊行済みもしくは印刷中であること。 - 評価基準
- ・学位審査論文は、十分な学術的価値を持つとともに、当該研究分野の発展に寄与するものと認められること。
- ・学位審査論文の全部または一部が、学位申請者を筆頭著者とする英文原著論文として査読付き国際学術雑誌に
おいて掲載されている、もしくは掲載が決定していること。 - ・学位申請者が、研究の遂行に必要な学力および語学力を有していると認められること。
学位論文受理基準(地球学分野)
1984年4月16日制定
2007年3月16日改正
2013年4月18日改正
- 課程博士
- 学位申請時に、地球学関連分野の査読のある学会誌等に1篇以上の論文が第一著者として受理されていること。
なお、2007年4月以降に後期博士課程に入学したものは、中間発表会(原則として後期博士課程2年次)で研究の進行状況を発表しなければならない。 - 論文博士
- 学位申請時に、地球学関連分野の査読のある学会誌等に2篇以上の論文が第一著者として公表されていること。
(注)査読のある学会誌等の細かな内容についてはその都度議論する。ただし、『Journal of Geosciences, Osaka City University』(『大阪市立大学大学院理学研究科地球学英文紀要』)は、査読のある学会誌等に含めない。
(注)電子ジャーナルに掲載された論文は印刷されていなくても公表されたものとみなす。
(注)後期博士課程単位取得退学後1年以内は【課程博士】の基準を適用する。
本基準は2013年4月18日より適用する。