市大数学教室

大阪市立大学数学研究所
(Osaka City University Advanced Mathematical Institute)
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  複素解析セミナー(2020)
 2019年度


大阪市立大学数学研究所(OCAMI) での事業の一環として、複素函数論に関連したセミナーをしています。
講演者を募っております。

 
世話人: 小池貴之,  佐官謙一,  西尾昌治,  濱野佐知子
〒558-8585
大阪府大阪市住吉区杉本3丁目3番138号

大阪市立大学 大学院理学研究科 数物系専攻
大阪市立大学数学研究所






講 演 者 :堀田 一敬(山口大学)
タ イ ト ル : 非可換確率論におけるLoewner方程式の理論の役割 (その1)
   (アブストラクト)
日 時 12 月 10 日(木) 13:00 ~ 
場 所 :大阪市立大学(オンライン)
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講 演 者 :堀田 一敬(山口大学)
タ イ ト ル : 非可換確率論におけるLoewner方程式の理論の役割 (その2)
   (アブストラクト)
日 時 12 月 17 日(木) 13:00 ~ 
場 所 :大阪市立大学(オンライン)
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アブストラクト集



講 演 者: 堀田 一敬(山口大学)
タ イ ト ル: 非可換確率論におけるLoewner方程式の理論の役割

Loewner微分方程式の理論は1923年にKarl Lownerにより,単葉函数論における 重要な未解決問題であったBieberbach予想へのアプローチとして導入され,函数論に おいて様々な結果をもたらした.いっぽう2000年には統計物理の平面格子モデルの スケール極限を記述するために用いられ,現在ではSLEとしてさかんに研究されている. その中で近年,新しい研究潮流として非可換確率論とLoewner理論との親和性が明らかに なりつつある.本講演では非可換確率論の導入から,函数論との関わり,そして Loewner chainが非可換確率論において果たす役割についてその概要を述べる.

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最終更新日: 2020年11月11日
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