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オープンキャンパス体験入学のプログラム (体験入学プログラム.pdf

【実験】のプログラムは、原則ハイヒール・サンダル履きでの参加はできません。ご注意ください!

8月4日(土)、5日(日) の両日実施します。


  前半 13:30 ~ 14:25

  後半 14:35 ~ 15:30

通し(90分)   13:30 〜 15:00


数学科

  1 【講義】ガロア理論に挑戦! (90分)

  

物理学科

  2 【講義】異次元ワールドへのお誘い (前半)

  3 【実験】ポテチの容器で宇宙線を見よう (後半)


化学科

  4a【実験】いろいろな色の人工イクラをつくって見よう(前半)

  4b【実験】いろいろな色の人工イクラをつくって見よう(後半)

  5a【実験】コバルトブルー?(前半)

  5b【実験】コバルトブルー?(後半)

  6 【実験】果物の香りをつくろう! (90分)

  7a【実験】触媒の効果が目に見える! 化学発光とその応用(前半)

  7b【実験】触媒の効果が目に見える! 化学発光とその応用(後半)

  8 【実験】リズムを刻む不思議な化学反応 (90分)


生物学科

  9【講義】くらしとコウジカビ(前半)

  10【実験室見学】 細胞機能生物学研究室、植物機能生態学研究室 (後半:14:30 集合

  11【水槽見学】動物機能生態学研究室 (後半)


地球学科

  12【講義・実験】地球の層構造の形成と構成物質 (前半)

  13【講義・実験】空から活断層を探そう(後半,4日のみ)

  14【講義】地震・プレートテクトニクス・地球(後半,5日のみ)

 a と b は同じ内容ですので、どちらかを選んでください。

 前半と後半で違う講義・実験を選ぶことができます。




体験入学の内容詳細


<数学科>


講義  『 ガロア理論に挑戦!

(担当講師)佐野昂迪  (場所)全学共通教育棟 815 室 (定員)60名

(内容) ガロア理論は数学科の学生が学ぶ理論の中でも、特に抽象的で難解とされています。ガロア理論は 代数の分野に属し、数学科の学生は、線形代数、群論、環論、体論、ガロア理論の順に代数を学んでいきま す。しかし歴史的には、実はガロア理論がこのうち最も古く、基本的なアイデア自体は高校生にとって馴染 みやすいものと考えられます。この講義では、なぜガロア理論が生まれたのか、動機や歴史について解説 し、ガロア理論の数学的な内容も高校生にわかる範囲で解説を試みたいと思います。



<物理学科>


講義  『異次元ワールドへのお誘い 』

(担当講師)丸 信人  (場所)全学共通教育棟 811 室  (定員)50名

(内容) わたしたちは、本当のところ何次元時空に住んでいるのでしょうか? わたしたちが感じることのできる4次元以外の異次元は存在しないのでしょうか?異次元と聞くと、SFの 話のように思われるかもしれません。しかし、物理学では、以前から異次元の研究が活発に行われていま す。相対性理論で有名なアインシュタインもかつては、5次元時空を用いて重力と電磁気力の統一を試みる 研究をしていました。異次元は今もなお物理学者にとって大変魅力的な研究テーマの1つなのです。

この講義では、「異次元とは何か?」、「なぜ異次元を考えるのか?」、「どのように異次元を発見する のか?」に焦点を当てながら、異次元の魅力、面白さをお話ししたいと思います。




実験  『ポテチの容器で宇宙線を見よう 』 

(担当講師)伊藤洋介,中野英一  (場所)基礎教育実験棟 201 室 (定員)30名

(内容)宇宙線とは地球の外に起源をもつ小さな粒子です。 肉眼では見えませんが、いまこの瞬間にもみなさんに手のひらを毎秒1回くらい宇宙線が通り抜けていま す。しかし、霜箱と呼ばれる装置を使うと、飛行機雲のようにして見ることができます。ポテトチップスの 容器、ドライアイスなどの比較的身近な材料を使って霜箱を各人で製作し、宇宙線を観察します。



<化学科>


実験  『いろいろな色の人工イクラをつくって見よう』

(担当講師)東海林竜也  (場所)基礎教育実験棟 402 室 (定員)15名

(内容) 「化けるを学ぶ」と書く化学では、様々なモノの変化の謎を追究する学問と言えます。このテーマ で、いろいろな色のイクラをつくって、触って、観察して、化学の一端に触れてみましょう。このテーマで は、(1) 形状の変化 (ゾルからゲルへ)、(2) pH による色の変化 (pH 指示薬の構造変化)を実際に観測し、 それぞれについて少し解説します。(*今回つくるイクラは食べられません)


実験  『コバルトブルー?』

(担当講師)板崎真澄  (場所)基礎教育実験棟 401 室 (定員)15名

(内容) 「コバルトブルー」という言葉をよく耳にしますが、コバルトイオンの色は、その周りにくっつい ているイオンや有機物の種類によって変化します。また、コバルトイオンを含む化合物は電荷をもっている ので、イオン間の相互作用を利用したイオン交換クロマトグラフィーによって簡単に分けることができます。コバルトイオンの色が周りの環境によって変化する様子を観察し、それらの混合物を、その色を見なが ら分けてみましょう。


実験  『果物の香りをつくろう!』

(担当講師)西川慶祐(場所)基礎教育実験棟 401 室 (定員)20名

(内容) 香りを感じるのは、気体になった香り成分(分子)を我々が鼻で感じるからです。では、 私たちが 感じる色々な香りのもとになっている分子とはどのようなものでしょうか。このテーマでは、皆さんの身近 にある果物の香りをみなさんに実際に作っていただくと共に、色々な香りのもとになっている香り分子を紹 介します。実験ではバナナ(酢酸イソペンチル)、モモ(酢酸ベンジル)、リンゴ(酢酸ヘキシル)などの果物 の香り成分を作ります。この香り分子の構造を比べ、その微妙な違いによって香りが大きく違ってくること を体験してもらいます。


実験  『触媒の効果が目に見える! 化学発光とその応用

(担当講師)保野陽子,姜法雄  (場所)基礎教育実験棟 402 および 406 室 (定員)15名

(内容) ホタルやクラゲのような発光生物は、化 学反応によって生じるエネルギーを使って発光し ています。ここでは、化学発光の原理を使って、 化学反応が進んでいる様子を実験によって確かめ ます。普段なかなか見ることができない、反応を 促進する物質「触媒」の効果を確かめる実験をあ わせて行います。


実験  『リズムを刻む不思議な化学反応』

(担当講師)塩見大輔,豊田和男 (場所)基礎教育実験棟 401 室 (定員)15名

(内容) 私たちの身の回りには心臓の鼓動のように一定の間隔で繰り返し起こる現象がたくさんあります。化学反応にも同じように変化が繰り返すものがあります。このテーマでは、溶液の色が黄色から緑へ変化したあとさらに黄色に戻りまた緑に変わるというように、繰り返し色などの性質が変わる実験を行います。



<生物学科>


講義  『くらしとコウジカビ』

(担当講師) 藤田憲一  (場所)全学共通教育棟 816 室 (定員)90名

(内容) 日本では、古くから、コウジカビを用いて味噌、醤油、清酒などの発酵食品をつくってきました。 その名の通り、コウジカビは麹(コウジ)から分離された菌であり、ほったらかしにしておいたパンにも生 えたりする黄緑色のカビです。一方、世界的に見れば、コウジカビの別の仲間は、ヒトに日和見感染して病 気を引き起こしたり、マイコトキシンと呼ばれる毒素をつくったりする、どちらかというとヒトに悪さをす るカビとしても知られています。本講義では、ヒトの視点からコウジカビを分類し、その形態、生活環や生 理学的な特徴について紹介し、日本のコウジカビが何故ヒトに悪さをしないかについても概説します。


実験室見学 『細胞機能生物学研究室、植物機能生態学研究室』

(担当講師) 宮田真人,名波 哲 (集合場所)14:30 に全学共通教育棟 816 室 (定員)30名

※1)見学には参加証が必要です。参加が確定した方には理学部受付(実験棟)にて参加証を配布しますの で、必ず受け取った上で 816 室に 14:30 までに集合してください。
※2)14:35 に理系共通実験棟 C 棟3階学生実習室(C-310 室)に向けて移動します(参加証地図参照)。


化学反応(理科ネットワーク動画 から一部改編)

(内容)大阪市大の生物学科には全部で 11 の研究室があり、動物・植物・微生物を対象とする分子レベル から宇宙レベルに至る幅広い研究を行っています。今回は 2 つの研究室を見学できます。1 つは、「細胞機 能生物学研究室」です。「マイコプラズマの運動」を研究している宮田真人(みやたまこと)先生に研究内 容とその方法について説明していただきます。概要:ヒト肺炎などで知られる病原性細菌、マイコプラズマ の滑走運動のメカニズムを、遺伝子操作、電子顕微鏡解析、結晶構造解析、タンパク質化学、一分子光学計 測、数理計算などの先端技術と、自由な発想により解明しつつあります。“バクハツする生物学”の現場を お楽しみください。もう一つは、「植物機能生態学研究室」です。「森林生態系のしくみ」を研究している 名波哲(ななみさとし)先生に「森の樹々の一生」について説明していただきます。概要:森林生態系は、 多くの動植物がつながりをもって暮らす複雑な生態系です。今回は、森林の骨組みを作り上げる樹木たちの 一生の送り方を紹介します。また、赤道直下の熱帯多雨林と日本の照葉樹林において、「生物多様性」の維 持のために樹木が果たす役割について説明します。


水槽見学  『動物機能生態学研究室 』

(担当講師) 安房田智司,十川俊平 (場所)基礎教育実験棟 001 室 (定員なし)

(内容) 「動物機能生態学研究室」が実際に飼育実験に使用している水槽部屋を見学できます。主にアフリ カ・タンガニイカ湖に生息しているシクリッドという魚類を用いて実験を行います。このシクリッドの生態 や研究方法について大学院生が説明します。整理券は不要で、14:35~15:30 の間は自由に見学できます。





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<地球学科>


講義・実験 『地球の層構造の形成と構成物質 』

(担当講師)益田晴恵(4日).篠田圭司(5 日)(場所)基礎教育実験棟 006 室  (定員) 20名

(内容) 地球の内部構造は卵に例えられることがあります。黄身が核、白身はマントル、殻が地殻です。地 殻の周りには海洋と大気が取り巻いています。このような層構造は、地球形成初期に起こった劇的な大変動 にともなって物質が分化する過程でできあがったものです。また、物質の分化過程には、元素の化学的性質 が深く関係しています。この授業では、岩石試料等を見ながら、地球の成り立ちについて考えたいと思いま す。


講義・実験 『空から活断層を探そう』

(担当講師)根本達也  (場所)基礎教育実験棟 007 室  (定員) 20名

(内容) 活断層とは、最近活動し、将来も活動する可能性のある断層です。活断層を調べることは、近い将 来にどこでどのような地震が起こるかを予測する手がかりとなります。活断層の中には、地表に地形・地質 の違いとして明瞭に現れるものが多くあり、近畿地方にはこのような活断層がたくさん存在します。この授 業では空から活断層を探します。実体視鏡を使い、航空写真を3D立体視して地形を観察することで、活断 層を見つける方法を学びます。

講義 『地震・プレートテクトニクス・地球』

(担当講師)山口 覚  (場所)基礎教育実験棟 007 室  (定員) 30名

(内容) 2011 年に東北地方太平洋沖地震が発生し、甚大な人的・物的被害が生じました。ごく最近ではハワ イ島のキラウエア火山が噴火しました。近い将来には、南海トラフ地震の発生が危惧されています。これら はいずれも、地球の大きな営みの一環をして生じるものです。本講義では、これらの現象が、大きな営みの なかでどのように生じているのかを、プレートテクトニクス理論や地球内部構造および観測・調査方法にも ふれながら話を進めます。