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・7月28, 29日 : 相対論・宇宙論分科会
この世界はどこから来たのか?宇宙はどのような姿をしており, どこへ向かっているのか?これらは人間が常に抱いてきた根源的な問いです. 人類はこれまでに様々な手法を通じて答えを求めようとしてきましたが, その中でも20世紀に入ってからの相対論・宇宙論の発展は人類に多大な知識をもたらしました.
近年, CMB揺らぎの精密な解析などにより, 宇宙年齢などの宇宙論パラメータ, 構造形成のシナリオなどが正確に分かるようになって来ました. 初期宇宙への取り組みは標準理論を超えた物理, そして時空が高次元であることをも示唆しています. LHCやPLANCKといった実験計画と共に, 我々の宇宙への理解は今後さらに深まることと期待されます.
しかし依然として多くの謎も残っています. 宇宙の大半を占める暗黒物質・暗黒エネルギーの正体, インフレーションの由来, 量子重力など, 未解決の問題は山積みです. 果たして今日までの物理の発展の延長線上に答えはあるのでしょうか?これまでに相対論・宇宙論がとってきたアプローチは正しかったのでしょうか?
このように我々は過去を見直す必要性と共に, 未来における大いなる進歩への予感を抱いています. その転換点に立つ若者にとって, 本分科会が大きな問題へ挑戦していく一つのきっかけとなる事を願っております. そのために招待講師をお招きし講演していただくと共に, 学生による研究発表を行い, 活発な議論の場を提供していきたく思います.
一般講演には, 口頭発表とポスター発表の2種類があります.
発表内容は, 相対論・宇宙論に関係していれば何でも構いません.
また, 自分自身の研究成果だけでなく, レビュー講演でも構いません.
修士・博士課程を問わず大勢の皆様のご応募・ご参加をお待ちしています.
講演時間は1人あたり15分(発表12分 + 質疑応答3分)となっています.
(講演者の皆様各自のパソコンを会場のプロジェクターに
接続して発表していただきます. )
「ポスター発表+口頭発表」では, ポスターの掲示と, 共通ポスターセッションにおける3分程度のポスター宣伝講演を
行っていただくことになります.
共通ポスターセッション講演では,
講演者の皆様各自のパソコンを用い, あるいは,
会場にて事務局で用意するパソコン(Windows; PowerPoint 2007, Mac; keynote 4.0.3) を用いて,
会場のプロジェクターに接続して発表していただきます.
事務局で用意するパソコンを使用する場合は, USB メモリ等でファイルをお持ちください.
1日目の共通ポスターセッションの講演者は同日19:30からの
フリーポスターディスカッションで, 2日目の共通ポスターセッショ
ン講演者は2日目19:00からのフリーポスターディスカッションで,
自分のポスター板の前に立ち, ポスターを見に来た人に
解説を行ってください.
7/28 (2日目) : 9:00 〜 13:00 (4h) 場所 : 蓬莱(8階)
7/29 (3日目) : 9:00 〜 12:00 (3h) 場所 : 紫峰(2階)
7/27 (1日目) : 15:08 〜 16:29 場所 : 紫峰(2階)
7/28 (2日目) : 14:00 〜 15:17 場所 : 白雲(3階)
木村 匡志 (大阪市立大学 D2 HP)
新田 大輔 (東北大学 D2)
小林 洸 (東京大学 D1 HP)
山内 大介 (京都大学 D1 HP)
住吉 昌直 (京都大学 M2 HP)
ss08cosmology<at>astr.tohoku.ac.jp
2008年 夏の学校
2007年 夏の学校 相対論・宇宙論分科会
2006年 夏の学校 相対論・宇宙論分科会
2005年 夏の学校 相対論・宇宙論分科会
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