CELL画面に画像を描く方法
モニター出力をCELL画面(正確にはファイル)に設定し,そこにラスター等を描き,それを画像のファイルに変換することが出来ます.これにより,画面を超えるサイズの高密度のラスター画像を作成することができます.
(1)CELLの初期設定
はじめにCELLの大きさを設定します.ここでは,4000×4000ピクセルの画像サイズを例に示していますが,必要に応じて自分で適当な大きさに変更してください.
GRASS 5.0beta6 >
setenv GRASS_HEIGHT 4000 (高さ4000ピクセル)モニターにCELLを選択します.
GRASS 5.0beta6 >
d.mon start=CELL select=CELL(2)CELLへの作画と画像ファイル化
従来のx0〜x6での作図と同じように,d.rastコマンド等でラスター等を表示します(当然,画面には表示されません).
GRASS 5.0beta6 >
d.rast xxxx (xxxxは,GRASSの中のラスターファイル名の例)この結果は,現在のLOCATIONおよびMAPSETの中のcellディレクトリの中に
D_cellというファイル名で自動的に入ります.次ぎに,画像のファイルを作成するために,g.regionコマンドを用いて,領域をこのセルの大きさに再設定します.
GRASS 5.0beta6 >
g.region raster=D_cellこのファイルを,r.out.tiffコマンドで,tiff形式のファイルに変換し,画像ファイルを作成します.出力ファイルの拡張子は.tifです.
GRASS 5.0beta6 > r.out.tiff -v in=D_cell out=xxxx.tif
(in=D_cellは変更しないで下さい.out=の後に適当な出力ファイル名を指定します)
r.out.tiff: complete ... 100%
これで,tiff形式の画像が,現在のディレクトリの中に作成されました.
(3)領域の再設定と確認
領域設定を元に戻すために,g.regionコマンドをもう一度実行して領域を変更します.下の例では,オプションに-dを指定して,デフォルト設定に戻しています.
GRASS 5.0beta6 >
g.region -d作成した画像ファイルを,xvなどの一般的なグラフィックソフトで表示し,確認します.
GRASS 5.0beta6 >
xv test.tif