GRASS 4.2.1 (V.21)のソースをコンパイルし,インストールする方法を以下に示します(急いで作成したので間違いがあるかもしれません).
下記のURLからGRASSのソースコードを入手します.
http://wgrass.media.osaka-cu.ac.jp/grassh/main_source.html
Download GRASS GIS 4.2.1 (version 21) source code with some extra modules(これをクリックすると入手できます).
Step
0.Linuxを立ち上げ,rootでログインします.例)XXXX login:
root ↓ (以降,濃い赤色の部分を入力し,↓はリターン(Enter)を意味します).Password:
****** ↓ (******はパスワードで,実際には画面に現われません).Step
1.GRASSパッケージを保存するためのディレクトリーを/usr/localの下にgrass42という名前で作成します(本来は領域があいていればどこでも良いのですが,ここで示したように作成すると後の2と5の作業を省略できます.また,Unixのコマンドやファイル構造に不慣れな方は,ここに示した通りに作業を行ってください).インストールにはtar形式のファイルを含めて約42Mbyeが必要です.(mkdirはディレクトリ作成コマンド)
このディレクトリに,ftpで取ってきたソースファイル(grass_src421v21.tar.gz)をコピーします(ftpで取ってきたディレクトリへ移動して行うか,フルパスで書きます.パス(Path)とは目的のディレクトリやファイルまでの道筋のことです.).
(cpはコピーコマンド)
ディレクトリー/usr/local/grass42へ移動し,tarを用いて,解凍します.
(cdはディレクトリ移動コマンド)
(tarはテープ形式の解凍・圧縮コマンドです.これを実行するとたくさんのソースファイルが作成され,その様子が画面に表示されます.なお,解凍後はgrass_src421v21.tar.gzファイルは削除してもかまいません.ファイルを削除するためのコマンドはrm ファイル名です.)
Step2
.GRASSの実行形を作成します.まず,GRASSパッケージをコンパイルするために必要な新しいリンクを作成します(GRASSには/etcの中にmknodが必要です).(lnはlinkを行うコマンド)
必要に応じて,Xライブラリーとincludeファイルのリンクを張ります.
(lsはファイル等のリストを行うコマンド)
[もし,lsでX11が表示された場合は,次の1行は行わないで良い.]
(ここでXXXXXXXは
X11のlibが実際にあるディレクトリのパス,自分で見つけましょう)[もし,lsでX11が表示された場合は,次の1行は行わないで良い.]
(ここでXXXXXXXは
X11のincludeが実際にあるディレクトリのパス)gmake4.2というファイルを/usr/local/binの下にコピーします.
[一般的なlinuxではこの作業は必要ありません].gmake4.2中のHEADER指定(HEADER=の後ろの部分)を変更します.現時点で対応しているもののHEADERファイル名は,以下の通りで,この名前に変更してください.
att386 mklinux sgi xgrass42
axp netbsd solaris2.5 xgrass42.static
hpux opennt solaris2.6
linux sco3242 sun4
---------- ---------- ---------- ---------- ----------
------------(gmake4.2の内容の一部です)----------------
:
SRC=/usr/local/grass42/src421/src
CMD=/usr/local/grass42/src421/src/CMD
HEADER=
OSに適応した名前(例えば,Macのmklinux であれば,HEADER=mklinuxに変更する)
コンパイルをはじめるためにGISGEN.myを起動する.
コンパイルには時間がかかります.成功すると次のメッセージが表示されます.
DONE generating GIS binary code
プログラムのリンクを張る作業を行います.
これにはあまり時間がかかりません.
Step3
.GRASSのメインプログラムを/usr/local/binにコピーします.Step4
.ディレクトリdevの下のfifoのモードを変更します.fifoは,グラフィックス出力のために必要なものです.(chmodはファイルのモード変更コマンド)
Step5
.ディレクトリetcの下にmonitorcapを作成します.monitorcapのサンプルが,moncap.sampleとしてあるので,コピーします.次に,monitorcapの中のx0〜x6およびCELLの頭の1カラム目の「#」をとります,また,パスをgrass4.2のあるパスに修正します.(各ドライバーの各行(各3行)の頭の「#」を取りつめる.2行目のパスも修正)
Step6
.これ以降はLinux用のバイナリーのインストールのStep6からの作業と同じです.バイナリーのインストールのStep6.に戻り同じ作業を行ってください.