メルボルン便り

1996年の5月6日から9月30日までメルボルン大学(オーストラリア) に滞在したときに、メルボルンの様子やオーストラリアでの出来事などを 報告したものです。

9月22日号

筆者は、9月16日から19日までキャンベラを訪れました。写真は16日の晩レイバーズ クラブで夕食を食べた時に撮ったものです。左から、筆者(初登場!)、フリドキンさん、 バチュラーさん一家。撮影はツォウさん。

これは、筆者のフラットのすぐそばの公園です。メルボルンには公園が多く、散歩するには もってこいです。5ヶ月間の滞在はあっという間でした。来週の日曜日には、メルボルンを 離れます。日本に着いた次の日から授業があるようです(と人事のように言ってはいけませんね)。


9月1日号

メルボルン名物のトラム。このトラムは一番スタンダードなもの。他にもいろんなカラフル な外装のものがあって、見ているものの目を楽しませてくれます。チケットは2ドル50 セントと高いですが、一回買うとある時間内は自由に乗り降りできるので便利です。

この写真は、8月31日にキャンパーダウンへ行った時に撮ったもの。左はABF模型で 有名なフォレスターさん。右はシュガーローフ山。写真下に噴火口があるといいますが、 とてもそのようには見えません。それもそのはず、最後に噴火したのが1万年以上も前の ことらしいですから。


8月11日号

(手前右)ルクラークさん、(左)ティボンさん、(後ろ右)フォーダさん、 (左)ウェルシュ君。ルクラーク&ティボンさんはフランスからの visitor。 5週間メルボルンに滞在しました。この写真は、最後の晩にフォーダさんの研究室で 撮ったもの。彼らに「フランスに帰ったらどんな duty(職務)があるのか」と聞いたら、 ただ一言「vacance」と答えました。

メルボルンは今、大阪でいうと4月初めのような気候です。その証拠に、写真のように桜が 咲いています。ここ2、3日風の強い日が続いていますが、これは春一番?


6月17日号

今回はメルボルンの観光スポットを紹介しましょう。 写真はリアルトタワー(といってもビルですが)の展望台からの眺め。ここからは メルボルン市内を一望できます。料金は大人6豪ドル(520円くらい)。 ゴシック様式の建物が並ぶコリンズ通りにあります。この通りにはオーストラリアの 主要銀行の本店が立ち並んでいます。

セントキルダビーチから眺めるメルボルン市街地。 この近くに、今年からF1オーストラリアGPが開かれることになったアルバートパークが あります。ジャック ヴィルヌーヴがデビュー早々ポールポジションをとったのは 記憶に新しいところです。


6月3日号

セントキルダビーチにて。右がフォーダさん、左がキリロフさん。 キリロフさんが2週間程メルボルン大学を訪れました。写真は5月26日にメルボルン 市内を回った時に撮ったものです。写真のはるか向こうに、一ヶ月程前に虐殺があった タスマニアがあります。政府が今、銃を制限する法律を通そうとしていますが、 反対派議員も多く難航しているようです。

5月30日大学へ行くと学生がピケをはっていました。大学予算のカットに反対して ストをしていたのです。説得されて危うくデモに参加させられるところでした。 写真はこの全国ストを報じる翌朝の新聞。しかし12%カットは深刻ですね。 またオーストラリアに来るためにも参加すべきだったかも?! 話は変わりますが、2002年ワールドカップの日韓共同開催はよかったですね。


5月20日号

5月12日は「母の日」でしたが、おもしろい祝い方をニュースで紹介していました。 息子が70歳くらいの母親を抱いてパラグライダーで降りてくるというものです。 その母親がインタビューに答えて曰く "It was great! I want to do it again." なんて無茶なことをする国なんでしょう。

メルボルン大学の東端に面しているのがスワンストン通り。そこから2ブロック歩くと、 ライゴン通りがあります。ここには、いろんな国のレストランがあって、食事には困りません。 特に、イタリアンレストランやイタリアンカフェが多く、写真のカフェは僕がよく朝食を食べる ところです。普通、BOMBE CREAM と CAPPUCCINO を注文します。


5月8日号

シンガポール航空227便から見る朝焼け。メルボルン到着まであと30分。

メルボルン到着(5月7日午前8時)。空港タクシー乗り場にて。