[講演1]
まず向きづけられた4次元Riemann多様体内の極小曲面の等方性について,
曲面上の複素4次微分, ツイスター・リフト, 複素構造等の観点で説明する.
また4次元Lorentz空間形内の平均曲率ベクトルが零である空間的曲面および
3次元空間形内のWillmore曲面について説明する.
その上で, 向きづけられた4次元ニュートラル多様体内の平均曲率ベクトルが
零である空間的または時間的曲面の等方性について説明し, 最近の結果を報告する.
[講演2]
向きづけられた4次元Lorentz多様体内の平均曲率ベクトルが零である空間的
曲面の等方性を定義する.
この等方性は, 曲面上の複素4次微分, ツイスター・リフトの類似物,
混合型構造 (複素構造とパラ複素構造の性質を組み合わせて得られる)等の観点で理解される.
時間的曲面についてもある程度類似の議論が成り立つ.
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