【オオイヌノフグリ】
ゴマノハグサ科
Monochoria korsakowii
立春から1ヶ月ともなると日差しが暖かくなり、春は足元から始まっています。

道端に鮮やかな青い花が咲いています。しゃがんで見てください。花びらは4枚に見えます。花びらに触ってみましょう。分かれているのは青い部分だけということなのです。

オオイヌノフグリはなじみのうすい植物ですが、キリ(桐)やキンギョソウの仲間ですが、キリやキンギョソウの花は筒状です、オオイヌノフグリが同じ仲間だとは、ちょいと見にはとても信じられません。

イヌノフグリは「犬のふぐり」です。「ふぐり」は辞書で調べてください。

植物の広がりは思いのほか速く、明治初期に帰化植物として日本に入り、わずか100年の間に、目に付くのはオオイヌノフグリばかりとなっています。
「春告げ草」は

ナズナ(アブラナ科)
小さな白い花を咲かせます

ハコベ(ナデシコ科)
直径5mmほどの花

ミミナグサ(ナデシコ科)
おちょぼ口の先がちょびっと白い

タンポポ・アザミ(キク科)
地面に葉をぺったり付けて寒さをしのいでいる

ヨモギ(キク科)
うっかり伸び出すと摘まれて餅にされる

ノビル(ユリ科)
もう食べられる心配のない?

スズメノカタビラ(イネ科)
取っても、取っても庭に生えてくる