【キョウチクトウ】
キョウチクトウ科
Nerium indicum Mill
夏、厳しい日差しが続きますが、6〜9月にかけて咲く夏を代表する花の1つです。

 インド原産の常緑低木で、葉が竹の葉のように狭く、花が桃の花に似ていることから「夾竹桃」と呼ばれ、日本へは江戸時代の渡来しました。

花は一般的には八重ですが、一重のものもあり、花には香りがあり、淡い黄色、淡い紅色、白色など、美しい花を咲かせます。
都市環境に耐えることから、風致木としてのみならず、防塵植栽や工場緑地に利用されています。

植物園の園内には、93本植栽しており、夏の色添いに一役かっています。