2012年8月 4日更新

【2012年のプログラム】


日時2012年8月4日(土) 9:00-12:20
場所大阪市立大学 杉本キャンパス 
学術情報総合センター1階 文化交流室 10階 会議室 (変更しました)

講 義
9:00-10:00

(A)コース

「身の周りにある元素の話」
板崎 真澄 (理学部化学科 講師)

 我々の身の周りは元素で溢れています。しかし、実際には知らないことだらけです。例えばサプリメントで鉄や亜鉛を沢山とっても体に害はないので しょうか?金や銀よりも高価な炭がノーベル賞を受賞!?など、この講義では、様々な元素に関して興味深い話題を交えて話したいと思います。

高校化学との関連:元素、ノーベル賞

10:10-11:10

(B)コース

「体操する分子」
寺岡 淳二 (理学部化学科 准教授)

 分子も人と同じく体を伸ばしひねりそして回転させる。すばやい動きで、水分子は10フェムト秒で一回屈伸する。分子の体操は、温室効果ガスによる地球温 暖化や、身近なところでは電子レンジの原理などにも関係する。体操する分子をよく観察して温度や熱といった化学の基本的概念を理解しよう。

高校化学との関連:化学結合、光と熱

11:20-12:20

(C)コース

「脳神経機能を探る化合物」
大船 泰史 (理学部化学科 教授)

 私たちの脳神経系ではシナプスと呼ばれる細胞間隙で小さな有機分子が化学伝達という仕組みで瞬時に情報の橋渡しをしています。複雑を極める脳神経機能を 探るためには、化学伝達を制御する物質を見つけだすことが重要です。この授業では脳神経機能を制御する化合物について、化学の言葉で解説します。

高校化学との関連:アミノ酸、立体異性体

見学会
12:30-12:50

学術情報総合センター見学会

 当日、講義終了後に希望者を募集します。