日本第四紀学会2021年大阪大会オンライン巡検
大阪の津波碑と地盤沈下地帯(案内者:三田村宗樹)

 大阪は、厚い第四紀層が分布し、軟弱な沖積層がつくる低平地にあり、 これまで地盤沈下や津波による被害を受けてきました。地下水過剰揚水が原因で生じた地盤沈下によ って台風時の高潮被害は甚大なものになり、その対策として防潮堤・防潮水門・地盤かさ上げなどの 対策が講じられました。
 また、南海トラフ地震津波が幾度も大阪の沿岸域に襲来し、津波被害を受けてきた地域でもあります。
 この巡検では、安政南海地震津波に関わる大地震両川口津浪記、防潮堤、防潮水門、地盤かさ上げ などの地盤沈下対策の状況をこのWebサイトから見学してください。


参考文献
三田村 宗樹(2012)大阪の津波碑と地盤沈下対策. 地質学雑誌,Vol.118,123-131.

<見学方法>
 下の地図上の番号を付した赤い地点をマウスでクリックてください。現れたタグには地点の概要とVideoや図・写真のURLを表示しています。
◆Videoに示すURLをクリックして説明ビデオ(2分~4分)をご覧ください。
◆Fig_Photoに示すURLから参考とする図や写真をご覧ください。
◆Fig_Photoに示す風景写真は全方位カメラで撮影しています。
◆見終わったビデオや写真のサイトはタイトルバーなどから閉じてください。

背景地図は国土地理院作成、「地理院タイル淡色地図 」を使用。