学内からの利用について

(A)学内者利用料金一覧

詳しくはこちらのPDFファイルをご覧ください。

(B)学内利用者用依頼書ダウンロード

元素分析

装置種別 メーカー/装置名 利用形態 依頼書
JM10元素分析装置 ジェイ・サイエンス/MICRO CORDER JM10 依頼測定のみ docx / pdf
FISONS元素分析装置 FISONS/EA1108 CHNS-O

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<試料の調製>

  • 試料には目的物以外の不純物を含んでいてはいけません。分析試料が固体の場合再結晶の繰り返しによって融点が変化しなくなるまで精製する必要があります。
  • 試料はできるだけ粉末にして乾燥してください。結晶が大きい場合、細かく砕いて(乳鉢でするなど)均一にする。
  • 試料は最低3 mgは用意してください。試料を容器に移す際に異物が混入しないよう注意してください。

<お願い>

  • サンプル量の少ないときは事前にご相談ください。
  • 試料が液体のときは、揮発性の有無をお知らせ下さい。そして、必ず試料の肉を厚くして依頼してください。
  • 分析精度をあげるため、近い含有率の試料を1グループとして測定しますので、若干分析の順番が前後することがあります。あらかじめご了承ください。
  • フッ素を含有している可能性がある場合には必ずその旨をお伝え下さい。

核磁気共鳴

装置種別 メーカー/装置名 利用形態 依頼書
300MHz核磁気共鳴装置 ブルカー・バイオスピン/AV300N 本人測定/依頼測定 doc / pdf
400MHz核磁気共鳴装置 ブルカー・バイオスピン/AVANCE III HD 400
日本電子/JNM-ECZ400S
600MHz核磁気共鳴装置 ブルカー・バイオスピン/AVANCE III HD 600 依頼測定のみ

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  • 分析室内の超伝導マグネットは磁気シールド型ではありますが、サンプルを出し入れする時など、ユーザーはマグネットに近づくことになります。入室したら、まず磁気に感応するものを手前の処理システム周辺などに置いてから測定を開始してください。
  • 超伝導が破れ、マグネットがクエンチすると、マグネットから霧状の窒素N2とヘリウムHeが吹き上げ、室内が酸欠状態になります。死亡する恐れがあるので、直ちに退避してください。
  • 測定時間を守り、次のユーザー測定者に迷惑をかけないようにご留意ください。
  • 装置のメンテナンスなどによるcloseの場合、作業が終わり次第予約システム上でopenとします。ユーザーは予約システム上で入力可能な時間帯を予約してください。予約システムについては、委員会にお問い合わせください。
  • 装置のトラブルなどで急な対応が必要となった場合や故障で測定不能となった場合、あるいは修理にさらに時間を要する場合など、あらかじめ予約をされていても、測定のキャンセルをお願いすることがあります。装置の回復を最優先にすることへのご理解・ご協力をお願いいたします。
  • サンプリングの際、液量は試料管4 cmの高さになるように。ご自身の測定の効率化をはかるとともに、装置が良好な状態を維持できるようにご協力ください。
  • データの持ち出しは本体PCから直接せず、あらかじめウイルスチェックを行ったNMR専用USBメモリを使ってセカンドPCから行って下さい。

質量分析

装置種別 メーカー/装置名 利用形態 依頼書
TOF型質量分析装置 日本電子/AccuTOF LC-plus JMS-T100LP 本人測定/依頼測定 docx / pdf
磁場型質量分析装置 日本電子/JMS-700(s) 本人測定(FAB)/依頼測定
GC質量分析装置 島津製作所/GCMS-QP2010-plus 本人測定/依頼測定

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  • 本人測定を行うには、MS委員会による講習を受ける必要があります。予約はwebシステムにより行ってください。予約システムについては、委員会にお問い合わせください。
  • 装置の急な故障や修理・点検が長引いた場合、予約をキャンセルすることがあります。あらかじめ装置メンテナンスが入る場合は、予約画面に「close」が表示されます。
  • 測定室内では喫煙・飲食禁止です。
  • 測定時間はかならず守ってください。
  • 測定に異常をきたした場合や、些細なことでも異常に気が付いた場合はすぐに担当の技術職員に連絡してください。
  • 破壊分析であることを考慮し、適切なサンプル濃度(1 ng/µLが目安)で測定してください。また、高純度の溶媒(少なくともHPLCグレード)と十分に洗浄された器具を用いてください。機器の分解能を高いレベルに維持し、よいデータを得るためです。
  • 上記事項が守れていないと判断した場合は、再講習あるいは利用制限を課すことがあります。

電子スピン共鳴   ※電子スピン共鳴(共用システム事業のページをご覧ください)

装置種別 メーカー/装置名 利用形態 依頼書
Xバンド電子スピン
共鳴装置
ブルカー・バイオスピン/Elexsys E500 本人測定のみ なし
日本電子/JES-FE2XG

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  • 初めて利用する人は、ESR委員長に相談の上、使用方法について講習を必ず受けて下さい。【必要に応じて利用者講習会を開催します】
  • 使用する場合は、所定の予約表に名前と所属、利用予定時間帯を記入して下さい。
  • 必ず使用記録に必要事項を記入して下さい。
  • 時間外の利用については、ESR委員長に相談して下さい。
  • 強力な磁場が発生するので、時計、磁気カードなどは電磁石に近づけないよう注意して下さい。
  • 窒素ガスの流量に十分注意して下さい。
  • 低温測定終了後は、後始末をしっかりと行うようにお願いします。
  • 空洞共振器を汚染させることのないよう、細心の注意を払って下さい。試料管は必ずキャップをするか、封管して測定してください。
  • 測定時、不明な点があれば、自分で解決せずに必ずESR委員長まで相談して下さい。

単結晶X線回析

装置種別 メーカー/装置名 利用形態 依頼書
単結晶X線回析装置 リガク/variMAX with Saturn 本人測定 docx / pdf
依頼測定&解析 docx / pdf
依頼測定 docx / pdf
依頼解析 docx / pdf

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  • ディテクター、CCDカメラ、低温吹付口、コリメータ、ビームトラップにはさわらないように気をつけてください。
  • ヘリウムの流し忘れには、ご注意下さい。
  • 測定室内は飲食禁止です。

(C)委託分析

委託分析での分析室利用の流れ

利用相談

  • まず、希望する分析内容について、「アクセス」にある「お問い合わせ」先に連絡をとってください。
  • その後該当機器の分析担当者と、具体的な依頼測定内容や試料の準備、その時点で可能な納期について相談をして下さい。
    (分析内容や試料量等で、納期、費用が大きく異なります。また、分析の内容や試料の形態、目的によっては、当方では対応しかねる場合もあります。)
  • 特に初めて利用される場合は必ず「利用相談」を行って下さい。再度同等の内容での利用の場合は、このプロセスの内容は納期の調整になります

分析依頼書提出

  • 利用機器、分析条件が決まり申込まれる場合は、該当機器に関する「分析依頼書」を上記よりダウンロードして必要事項を記入の上、分析担当者に提出して下さい。

分析・測定

  • 分析試料は分析担当者と相談の上、ご用意下さい。

結果報告

  • 分析完了後、「分析結果のデータ」を申込者にお返しします。

利用料金の支払

  • 利用料金は、年度内の一定期間毎に研究室毎に集計し、振替処理を大学経理課に依頼します。経理依頼の前に該当各研究室宛、請求内容について分析室より別途書面にてお知らせします。

(D)本人測定

本人測定での分析室利用の流れ

本人測定登録

  • 各分析機器について、分析室運営委員会内の各機器利用者委員会のアナウンスに従って、年度初めに実施する本人測定登録を行って下さい。
  • 登録に関しては、リスク管理の上から必ず、指導教官等の責任者の承認を必要とします。

測定実習の講習受講

  • 利用機器毎に実施する測定実習を受講して、共同での利用方法、機器の操作等を習得して下さい。
    再登録の利用者については、次年度からの実習の受講は省略可能ですが、操作のソフトのバージョンアップその他で別途、ユーザーへの講習の実施が必要になった場合、あるいは、登録更新をしていない時期があり機器の操作に不安がある場合等講習を希望される場合は受講していただきます。

施設利用

  • 測定時には、機器毎の利用方法を遵守し、共同利用に協力をお願いします。
  • 故意の重大な過失により、装置の故障もしくは他の利用者への大きな支障が生じた場合等、利用者委員会の判断により、利用を差し控えていただく場合があります。
  • 測定中に装置。操作に異変、不具合を感じたときは、勝手な処置は極力せず、すぐに機器担当者もしくは該当利用者委員会に報告し、指示を受けて下さい。

利用料金の支払

  • 利用料金は、年度内の一定期間毎に研究室毎に集計し、振替処理を大学経理課に依頼します。経理依頼の前に該当各研究室宛、請求内容について分析室より別途書面にてお知らせします。

(E)学内者(理学部内)利用料金一覧

詳しくはこちらのPDFファイルをご覧ください。