プログラム
14:00〜14:40 (+質疑対応 14:40〜14:45)  Bernstein型問題の最近の進展について(第1部)
15:00〜15:40 (+質疑応答 15:40〜15:50)  Bernstein型問題の最近の進展について(第2部)

アブストラクト
 「3次元Euclid空間内の平面全体で定義された極小グラフは平面のみである」 を示すBernsteinの定理は,極小曲面論における重要な結果の1つであり, この定理から派生したBernstein型問題は多くの研究者たちに興味を持たれ,今なお研究が進んでいる。
 本講演では,Bernstein型問題で比較的最近証明された結果を中心に紹介する。
 前半(第1部)では,Bernsteinの定理の歴史から始め,Nitscheによる証明の核心, その証明をもとに得られた4次元Euclid空間内の極小グラフの結果を紹介する。
 後半(第2部)では,3次元Lorentz-Minkowski空間内の極大グラフに対する Calabi-Bernsteinの定理と講演者が本田淳史氏,小磯深幸氏,通峻祐氏との共同研究で得られた 平均曲率一定グラフに関する結果を紹介する。

スライド
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幾何学講演会(2021/3/13)講演資料

お問い合わせ先: 加藤 信(大阪市立大・理)
shinkato@sci.osaka-cu.ac.jp
橋本 要(OCAMI/大和大学)
h-kaname@sci.osaka-cu.ac.jp