開催日: |
平成24年(2012年)1月26日(木)14:00〜16:40 |
場所: |
大阪市立大学学術総合情報センター1階 文化交流室 | |
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共催: |
理学研究科数物系専攻,理学研究科FD委員会. |
後援: |
大阪市立大学数学研究所(OCAMI) | |
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平成23年度戦略的教育経費(学内)「学生の自主的研究活動支援と数学的可視化による新たな数物系教育」(代表 大仁田義裕)の事業の一環として,理学研究科主催(数物系専攻・理学部FD委員会共催)のFD研修会を開催します。尚、本FD研修会は,平成20年度に、当時の理学研究科長・今吉洋一先生のリードで開催された数学科主催の理学研究科FD研修会
「現代理学において数学はどのように使われるか?」,
および
平成21年度教育支援経費(代表・大仁田)事業による理学研究科FD研修会
「数学・物理への『ときめき』を育てる授業のためのFD研修会」,
平成22年度教育支援経費(代表・大仁田)事業による理学研究科FD研修会
「新たな大学院教育の展開のためのFD研修会 −数理情報と地球科学−」
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に続く第4回です。 |
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プログラム (講演タイトル,スライド): |
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14:00 開会 |
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14:10〜15:10 |
佐藤 和信 氏(大阪市立大学大学院理学研究科物質分子専攻 教授)
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「分子スピン量子コンピュータ −分子スピンの整列から制御へ−」 |
講演概要:今日のコンピュータは、大規模な集積回路である。
年々、集積回路を構成するトランジスタの数は増加し、微細加工のサイズもナノメートルの領域に迫っている。量子の世界が顔を出し、半世紀以上にわたって進歩を続けてきた集積回路の常識がもはや通用しなくなる。我々は、従来型のコンピュータと全く原理の異なる量子コンピュータの実現を目指して、分子内の電子スピンや核スピンを情報の最小単位とする分子スピン量子コンピュータの開発に取り組んでいる。スピンの自由度を活用する分子科学からスピンを制御する技術までを紹介するとともに、学際分野における大学院教育について考える。
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15:30〜16:30 |
齊藤 宣一 氏(東京大学大学院数理科学研究科 准教授)
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「数値解析の立場と視線」 |
数値解析は,数学の一分野であるが,
一方では,現実的な課題に対する理解・予測・制御のための大規模シミュレーションの基盤技術としての役割が、他方では、数学研究における実験的方法としての役割などがあり、立ち位置や視線の向きには一通りでない.また,したがって,学部・大学院における数値解析の教育は、
コンピュータの使い方やプログラミングを教えることに主目的があるわけではない、と私は考える。
本講演では、私が主に取り組んでいる、解析的な性質の実現に着目した数値計算手法のそのもの研究と、数値計算手法の研究を通じた応用との関わりを紹介したい。ただし、数値解析と言っても、
話のほとんどは、偏微分方程式のそれに限られ、
大規模・高速・高品質計算などの話題には触れない。
また、東大数理における数値解析の講義や演習についても簡単に紹介させて頂きたい。
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連絡先: |
大仁田 義裕 |
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〒558-8585 大阪市住吉区杉本3−3−138 |
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大阪市立大学 大学院理学研究科 数学教室 |
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TEL: 06-6605-2617 (研究室) |
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e-mail: ohnita@sci.osaka-cu.ac.jp |
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(全角@を半角に変更して下さい) | |
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製作 まるこ Last updated on
23/December/2011 |