講 演 者 |
:大矢 浩徳 (東大・数理) |
タ イ ト ル |
:量子座標環C[SL_n]_vの既約表現の素朴な構成法について |
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(アブストラクト) |
日 時 |
:1月16日(木) 10:40 - 12:10 |
場 所 |
:共通研究棟 401号室 (未確定) |
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Top |
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講 演 者 |
:高木聡 (阪市大・数学研究所) |
タ イ ト ル |
:Pathological examples of non-noetherian rings |
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(アブストラクト) |
日 時 |
:11月12日(火) 16:30~18:00 |
場 所 |
:共通研究棟 419号室 |
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Top |
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講 演 者 |
:山根宏之 (富山大・理) |
タ イ ト ル |
:一般化された量子群の中心 |
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(アブストラクト) (PDF) |
日 時 |
:10月22日(火) 17:00~18:30 |
場 所 |
:共通研究棟 301号室 (講究室) |
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Top |
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講 演 者 |
:兼田正治 (阪市大理) |
タ イ ト ル |
:Exceptional collections of sheaves on quadrics in positive
characteristic II |
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(アブストラクト) |
日 時 |
:10月10日(木) 12:50~14:20 |
場 所 |
:共通研究棟 419号室 |
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Top |
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講 演 者 |
:兼田正治 (阪市大理) |
タ イ ト ル |
:Exceptional collections of sheaves on quadrics in positive
characteristic |
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(アブストラクト) |
日 時 |
:10月3日(木) 12:50~14:20 |
場 所 |
:共通研究棟 419号室 |
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Top |
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講 演 者: |
大矢 浩徳 (東大・数理) |
タ イ ト ル: |
量子座標環C[SL_n]_vの既約表現の素朴な構成法について |
量子座標環$C[SL_n]_v$のunitarizableな既約表現を(作用の捻りを除 いて)網羅的に構成する新しい方法について紹介する. 量子座標環$C[SL_n]_v$のunitarizableな既約表現の構成についてはSoibelmanらによる結果が
あり、基本的な表現のテンソル積による構成がよく知られているが、今回紹介す るものは$C[SL_n]_v$の生成元と関係式のみに着目した素朴な構成であ
る. より具体的には、まず$C[Mat_n]_v$($C[SL_n]_v$の定義 関係式のうち量子行列式$=$1のみ除いて定義した代数)の双対空間上の右正則表
現のある部分表現を選び、作用の捻りにより$C[SL_n]_v$の既約表現を 誘導する. 今回のセミナーではその部分表現の選び方および作用の捻り方を解説する.
ま た、今回の構成で得られる既約表現の表現空間は自然な基底を持っており、これ は表現の同型を介してSoibelmanによる基本的な表現のテンソル積の表現空間に
おける自然な基底に対応するのでその点についても解説する.
講 演 者: |
高木聡 (阪市大・数学研究所) |
タ イ ト ル: |
Pathological examples of non-noetherian rings |
付値環をはじめとする非ネータ環はZariski-Riemann空間などの基本的な構成要素であるが、ネータ環の場合にならって代数幾何学の理 論を進めようとすると環論レベルで様々な困難が伴う。
Zariski-Riemann空間を整域でない場合に拡張する方法を圏論的に考察するとともに、病的な非ネータ環の例をこの講演では いくつか紹介する。
講 演 者: |
山根宏之 (富山大・理) |
タ イ ト ル: |
一般化された量子群の中心 |
Fを代数閉体とする。Iを有限集合とする。
Aを{\alpha_i |i in I }を基とする自由アーベル群とする。写像X:A x A-> F^* が双指標であるとはX(a+b,c)=X(a,c)X(b,c),
X(a,b+c)=X(a,b)X(a,c) をみたすときに言う。
任意の双指標Xに対して一般化された量子群U(X)を通常の方法で定義する。U^0(X)のF-基底は{K_\lambda L_\mu |\lambda,\mu
in A}である。
R(X)をU(X)のルート系とする。任意の双指標Xに対するR(X)が存在する事はKharchenkoにより示された。R(X)に作用するワイル亜群W(X)の基本的な性質はHeckenberger-山根により研究された。
以下XはR(X)が有限集合でX(\alpha,\alpha)\ne 1 (\alpha in R(X))となるものとする。この条件のもとHeckenberger-山根はU(X)のShapovalov行列式を求めた。(これは通常の1のべき根で定義される量子群に対しても新しい結果であった。)
この講演ではShapovalov行列式の応用として得られるU(X)のHarish-Chandra写像の像を記述するU^0(X)上の線形方程式を紹介する。
これはPunita Batraとの共同研究(arXiv:1309.1651)です。
講 演 者: |
兼田正治 (阪市大理) |
タ イ ト ル: |
Exceptional collections of sheaves on quadrics in positive
characteristic II |
Exceptional collections of sheaves on quadrics in positive characteristicの続き
講 演 者: |
兼田正治 (阪市大理) |
タ イ ト ル: |
Exceptional collections of sheaves on quadrics in positive
characteristic |
On the quadrics in large positive characteristic we construct exceptional
collections of sheaves from the corresponding $G_1T$-Verma modules. They
all appear as indecomposable direct summands of the Frobenius direct image
of the structure sheaf of the quadric, and are locally free of finite rank
and defined over $\bbZ$, giving Kapranov's collection over $\bbC$.
最終更新日: 2014年1月10日
(C)大阪市大数学教室
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