大阪市立大学数学研究所
 
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連続講義(2012年度)

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最終更新日 2013.3.8


2011年度
2013年度
講演者(所属) 小森洋平(早稲田大学)
タイトル 有限鏡映群の不変式について
日程 3月19日(火)
  14:00 〜 15:45(途中5分休憩)
  16:00 〜 17:45(途中5分休憩) 
場所  数学講究室 (共通研究棟301室)
内容
有限鏡映群の不変式に関する Shephard-Todd, Chevalley の定理を紹介する。
有限群 G が n 次元ユークリッド空間 V に線形に作用している状況を考える。
前半の講義では 、G が鏡映群ならば、G の不変式環は n 変数の多項式環と同型になることを示す。
後半の講義では、逆に G の不変式環が n 変数の多項式環と同型ならば、G は鏡映群になることを示す。



講演者(所属) 田丸 博士(広島大学)
タイトル 離散的対称空間論とカンドル
日程 3月13日(水) 13:30-15:00, 15:30-17:00
3月14日(木) 10:30-12:00, 13:30-15:00, (15:30-17:00 予備)
場所  数学講究室 (共通研究棟301室)
内容
カンドル代数は離散的な対称空間 (の一般化) と考えることができます.
この講義では, これら両者について, 極めて初歩的な部分を解説します.
特に, リーマン対称空間について良く知られている理論や概念が,カンドル代数を調べる際に有効であることを述べる予定です.


講演者(所属) 小野肇(東京理科大学)
タイトル ハミルトン体積最小性問題入門
日程 11月6日(火) 14:30-16:00 16:30-18:00
11月7日(水) 14:30-16:00
場所  数学講究室(301)
内容
等周問題の高次元への一つの拡張として、1990年Y.-G. Ohはラグランジュ部分多様体のハミルトン体積最小性に関する問題を提案しました。
今回の講義では、Ohによるハミルトン極小性、ハミルトン安定性の概念およびそれらの例について、初歩的なところから解説する予定です。


 
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