セミナー情報(2017年度)

日時 : 2017年11月7日(火) 17:00〜
場所 : F203(理学部F棟 第2講義室)
題目 :弦幾何と超弦理論の非摂動論的定式化
講演者 :佐藤松夫氏(弘前大)

概要 : 弦幾何、つまり、相互作用を含めた超弦の集合、その位相、チャート、計量を定義する。 弦位相空間上の漸近的な軌跡の集合はターゲット多様体中の超リーマン面のモジュライを正しく再現する。 弦幾何に基づいてゲージ場と結合するアインシュタイン-ヒルベルト作用を定式化し、 弦空間上の位相、計量、ゲージ場について足し上げる事によって、超弦理論を非摂動論的に定義する。 この理論は背景(ターゲット空間を含む)に依存しない。 理論は弦多様体上の一般座標変換対称性の一部として超対称性を持つ。 T双対も一般座標変換対称性の一部である。 結果、IIA超弦とIIB超弦の違いは弦多様体上でどの座標系を選ぶかである。弦多様体において DブレーンとOプレーンがある配位をとる場合はSO(32) I型超弦との違いも同様である。 この一つの理論において摂動論的真空を表す背景を固定し、その周りの揺らぎから、 IIA、IIB、SO(32) I型超弦の全オーダーの摂動論的散乱振幅を超モジュライを含めて導出する。 理論は、粒子だけでなく時空の点も、ミクロに観測すると弦が観測されることを予言する。 つまり、この理論は粒子と時空を統一する。


日時 : 2017年10月31日(火) 17:00〜
場所 : F203(理学部F棟 第2講義室)
題目 :Hypermultiplets in 6D F-Theory Compactifications
講演者 :川野輝彦氏(府立医大)


日時 : 2017年10月24日(火) 17:00〜
場所 : F203(理学部F棟 第2講義室)
題目 :θ=π in SU(N)/Z_N Theories
講演者 :須山孝夫氏(KEK)

概要 : SU(N)/Z_N Yang-Mills 理論のθ依存性を議論し、その結果を用いて SU(N) 理論の θ=π でのCP対称性の破れについて議論する。 前者の有限体積効果が後者の相転移の存在を示唆することを示す。 格子ゲージ理論を用いた検証についても議論する。


日時 : 2017年7月11日(火) 17:00〜
場所 : F203(理学部F棟 第2講義室)
題目 : The Generating Functional as a High Momentum Limit of the Wilson Action
題目(日本語) : Wilson作用の高い運動量での振る舞いから生成汎関数を得る
講演者 : 園田英徳氏(神戸大)

概要 : 厳密くりこみ群(汎関数繰り込み群)は、聞いたことはあっても勉強したことのない人が多いと思います. このセミナーでは厳密くりこみ群の方程式をわかりやすく導入します. セミナーの大部分の時間を使って、くりこみ群の不動点を記述するWilson作用が満たす方程式を導きます. もし時間があれば、応用として、不動点のWilson作用の高い運動量での振る舞いが相関関数を与えることを示します.


日時 : 2017年7月4日(火) 17:00〜
場所 : E101(理学部E棟 第9講義室)
題目 : 宇宙定数問題とスケール不変性
講演者 : 九後汰一郎氏(京産大/益川塾)

概要 : 長年の懸案の宇宙定数問題に対し、ここでは先ず、 本質的な問題点がどこにあるかを考察し、それを解決する自然な 基本的機構として、この世界がスケール不変性を持つ、という ことを提案する。もちろん古典的なスケール不変性は場の量子論 では破れている。その量子論的破れがここで提唱する宇宙定数の 相殺機構を壊さない可能性を議論する。


日時 : 2017年6月27日(火) 17:00〜
場所 : F202(理学部F棟 第1講義室)
題目 : Complete factorization in minimal N=4 Chern-Simons-matter theory
講演者 : 横山修一氏(基研)

概要 : I will speak about up-coming work with T.Nosaka on the study of the minimal N=4 Chern-Simons matter theory, that is, N=4 \(U(N)_k \times U(N+M)_{-k}\) Chern-Simons theory coupling to one bifundamental hyper multiplet employing its partition function, which is given by an \(2N+M\) dimensional integration via localization. Surprisingly, by performing the integration explicitly the partition function completely factorizes into that of pure Chern-Simons theory for two gauge groups and an analogous contribution from the hypermultiplet. Employing the completely factorized partition function we explicitly show the level/rank duality of the system, which is anticipated by the Hanany-Witten effect of type IIB brane configuration. If time permits, I also comment on the connection to the higher-spin theory in the 't Hooft limit.


日時 : 2017年6月13日(火) 17:00〜
場所 : F202(理学部F棟 第1講義室)
題目 : Yang-Baxter deformations and generalized supergravity
講演者 : 吉田健太郎氏(京大)

概要 : It is well-known that type IIB superstring theory on the AdS_5 x S^5 background is classically integrable. Recently, integrable deformations of this system have been studied very actively by adopting a systematic way called the Yang-Baxter deformation. In this talk, I will give a review on recent progress on this issue. The deformations under the unimodularity condition lead to solutions of type IIB supergravity including the Lunin-Maldacena backgrounds (dual for beta deformations of the N=4 super Yang-Mills theory), the Maldacena-Russo backgrounds (dual for non-commutative gauge theories) and Schroedinger spacetimes (dual for non-relativistic conformal field theories). In general, however, the resulting deformed backgrounds are not solutions of the standard type IIB supergravity, but of the generalized supergravity. Finally I will describe the relation between noncommutative gauge theories and the generalized supergravity.


日時 : 2017年5月16日(火) 17:00〜
場所 : F203(理学部F棟 第2講義室)
題目 : Dualities in ABJM matrix model from closed string viewpoint
講演者 : 清重一輝氏(阪市大)

概要 : ABJM行列モデルにおいてhalf-BPS Wilson loopの真空期待値を 新たなフェルミガス形式を用いて密度行列の形で書き表わしたclosed string formalismを導入する。 この形式を用いることでY. Hatsuda and K. Okuyamaらが数値計算によって予想していた open-closed dualityを証明しその拡張に成功した。 本セミナーではarXiv:1607.06414 [hep-th](JHEP11(2016)096) にもとづきこれらの概観を見ることにする。


日時 : 2017年4月18日(火) 16:30〜
場所 : F202(理学部F棟 第1講義室)
題目 : Irregular conformal block and spectral curve
講演者 : Chaiho Rim氏 (Sogang Univ.)

概要:We present recent developments of irregular states and their inner product using the irregular conformal vertex operator formalism. We augment free field formalism by screening operators and provide the (deformed) spectral curve of the inner product at the Nekrasov-Shatashivili limit. Some of important properties of the spectral curve will be discussed.




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