談話会(2019年度)

日時 2019年5月29日(水) 17:00~18:00
講演者(所属) J. Scott Carter (University of South Alabama / OCAMI, Osaka City University / George Washington University)
タイトル Diagrammatic Algebra
場所 数学大講究室(理学部棟E408)
概要 This talk is based upon on-going work with Seiichi Kamada. We will begin with the abstract tensor definition of the Jones Polynomial, and discuss it from a categorical perspective. The main idea there is that the category of tangles is the free braided tortile category on one self dual object generator. Then we turn to play with algebraic structures and to give them categorical descriptions.
Our main result for this talk is a new interpretation of a result that has been mostly understood since the early 1990s. A multi-category that two objects, a reflexive weakly invertible $1$-arrow, whose triple arrows satisfy some mild conditions, coincides with the multi-category of surfaces that are smoothly and properly embedded in $3$-space.
日時 2019年4月24日(水) 17:00~18:00
講演者(所属) 橋本光靖(大阪市立大学)
タイトル 不変式環の環論的性質
場所 数学大講究室(理学部棟E408)
概要 可換環論がホモロジー代数的な観点から独立した分野として急速に成長した1970年代から、 不変式環の環論的性質がそのような観点から Hochster, 渡辺敬一などによって調べられはじめ、 可換環論、不変式論両方にとって重要な問題であり続けてきた。本講演ではこれらの歴史を 振り返り、不変式環とフロベニウス写像を用いて定義される正標数の特異点に関する 講演者を含む研究者による結果を紹介する。
日時 2019年4月17日(水) 17:00~18:00
講演者(所属) 山名俊介(大阪市立大学)
タイトル モジュラー形式を様々な角度から
場所 数学大講究室(理学部棟E408)
概要 モジュラー形式とは対称空間上の強い対称性を持つ複素解析関数である. 一見解析的なものであるが、アーベル多様体のモジュライ空間のベクトル束の切断と考えることもでき, 豊かな代数的幾何的構造も持っている. 算術的に興味深い数列の生成関数がモジュラー形式であったり, Hasse-Weil L関数などの幾何的なL関数はモジュラー形式のL関数に結び付いた場合のみ解析的性質が証明される. それらの研究は多面的であり, 代数・幾何・解析の様々な手法が援用され, 多様な分野が交錯する. 本講演ではモジュラー形式の導入から初めて, 色々な例を取り上げつつモジュラー形式の理論や応用を概観し, 最後に講演者の最近の研究テーマに予定である.
最終更新日: 2019年5月7日