微分幾何学セミナー(2020年度)

大阪市立大学数学研究所(OCAMI) での事業の一環として、(幾何解析、トポロジー、代数幾何、数理物理、可積分系、情報数理などにも関わる広い意味の)微分幾何学のセミナーを推進します。

連絡先 大仁田 義裕
田丸 博士
加藤 信
橋本 要
安本 真士
〒558-8585
大阪府大阪市住吉区杉本3丁目3番138号
大阪市立大学 大学院理学研究科 数物系専攻
TEL 06-6605-2617(大仁田)
06-6605-2615(田丸)
06-6605-2616(加藤)
E-mail ohnita[at]sci.osaka-cu.ac.jp
tamaru[at]sci.osaka-cu.ac.jp
shinkato[at]sci.osaka-cu.ac.jp
h-kaname[at]sci.osaka-cu.ac.jp
yasumoto[at]sci.osaka-cu.ac.jp

数学教室は理学部に移転しました。 移転マップ
理学部「12」の建物です(F棟は学術情報総合センターに近い方です)




Zoomでの参加をご希望される方は、橋本(h-kaname[at]sci.osaka-cu.ac.jp)までご連絡ください。


日時 8月7日(金) 17:30 ~ 19:00
講演者(所属) 武富 雄一郎(大阪市立大学数学研究所)
タイトル Edge coloring graphs and 2-step nilpotent Lie algebras
場所 Zoomを用いたオンライン開催
アブストラクト 然るべき辺彩色と辺のpositive weightをもつ有向multigraphが1つ与えられたとき, そこから自然に2-stepべき零Lie代数を1つ構成することができる. 逆に, 任意の2-stepべき零Lie代数は, 適当な基底を選ぶと, 辺彩色, 辺weight付きの有向multigraphとして表すことができる. この枠組みにより, グラフ理論と2-stepべき零Lie代数の相互作用的な研究が行えることが期待される. 本講演では, H-type Lie代数と呼ばれる特別な2-stepべき零Lie代数をグラフを用いて表現することを試みる. また, 「与えられたべき零Lie群上に左不変なRicci solitonは存在するか?」という 近年盛んに研究されている問題をこの枠組みを通して考察する.
日時 7月17日(金) 17:30 ~ 19:00
講演者(所属) 加藤 信(大阪市立大学)
タイトル 光的直線の彼方の特異点
場所 Zoomを用いたオンライン開催
アブストラクト $3$ 次元 Lorentz 空間 ${\bf R}^{2,1}$ を compact 化するとき、 平均曲率0曲面の空間的及び時間的平面型 end は、${\bf R}^3$ 内の極小曲面の平面型 end 同様、自然に $C^\infty$ 級に compact 化されるが、 光的な limit normal を持つ場合には、残念ながら $C^\infty$ 級にならない。 但し、混合型平均曲率0曲面の光的平面型 end において Gauss 写像の $2$ 階微分が消えていなければ、 この end に付随する0因子と光的直線との境目において、孤立特異点が現れることがわかった。 なお、混合型平均曲率0曲面においては、このような境目に孤立特異点が現れるのは、光的平面型 end の場合に限られる。 今回の講演では、この孤立特異点について詳細に調べた、 安藤直也氏(熊本大学)、橋本要氏(大阪市立大学・大和大学)、濱田航平氏(大阪市立大学・大阪府立茨木高校)との共同研究による結果を中心にお話したい。
最終更新日: 2020年7月31日